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アクセス解析エキスパート直伝!デジタルフォレストのPVアップ講座

直帰率ダウンへの近道? 最新テクノロジー活用のススメ


直帰率が高いキャンペーンをどのように特定するか?

 キャンペーンごとの直帰率を把握するのは大変な作業で、特にリスティングに数千、数万キーワードを出稿している企業であれば、その作業量は膨大なものになってしまいます。直帰率把握だけでも大変な作業ですから、直帰率の高いキャンペーンの特定はさらに大変な作業となります。私が日々行っている、コンサルティング業務の中でも、お客様からは以下のような悩みをお聞きすることが多いです。

1 キーワードごとの直帰率やコンバージョン数などの評価指標を収集する工数がかかる
2 投資対効果の悪いキーワードの原因分析を行う工数がかかる
3 Web解析ツールを併用しているが、キャンペーンID等の設定を行う工数がかかる
4 1~3の作業に時間をとられ、出稿キーワード改善業務が後手にまわり、なかなか投資対効果の改善ができない

 最近では、このような課題を解決するために、リスティング広告に特化したキャンペーン管理・分析ツールを利用する企業が増えてきました。私が所属するデジタルフォレストのVisionalist Listing Manager(以下、Listing Manager)というツールを例にキャンペン管理・分析ツールで何ができるのか? を具体的に見ていきましょう。

ツールを使ってできること

キーワード別の各種評価指標を一覧化

 キーワード別の各種評価指標を瞬時に把握できます。これによりキーワード別の各種評価指標を収集する工数が削減され、意思決定の支援をします。

キーワード別の深掘分析が可能

 Listing Managerの場合は、Web解析ツールVisionalistと連携しているため、キーワード別の評価指標把握だけでなく、なぜそうなったのか原因分析調査を行うことができます。

キャンペーン登録を自動化

 Listing Managerの場合は、OvertureやGoogleAdWordsに登録したキャンペーン設定を、Listing Managerに自動的に取り込み、設定できます。(同設定内容はVisionalistにも自動的に取り込まれ、自動広告設定します)これにより、キャンペーン管理・分析ツールやWeb解析ツールでのわずらわしい広告設定業務がなくなり、広告設定ミスを防ぐ効果もあります。

 このようにツールは、従来手間だったことや、時間がなくてできなかったことを簡単に管理・運用する手助けしてくれます。ただ、ツールを導入すればすべてが解決できるわけではないので、そのツールを何のために使うのかという目的をはっきりさせることが非常に重要です。

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LPOにもメリットとデメリットがある

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/05/15 09:56 https://markezine.jp/article/detail/1134

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