Firebugと合わせて利用したいアドオン~JSView/FireMobileSimulator/UserAgentSwitcher
JSView
JSView は、サイト内で読み込まれたJavaScriptとCSSの一覧を表示し、ファイル名をクリックするとその中身を確認できます。
Firebugにも同じ機能はありますが、ワンクリックで一覧を確認・更にワンクリックで中身を確認という手軽さから、アクセス解析ツールのJSの中身を確認する場合は、大抵このツールを使っています。
ちなみに、アドオンを入れていないと、「ページのソースを表示→JavaScriptを探す→JavaScriptのURLをコピー→アドレスバーに貼り付け→相対パスの場合は絶対パスに変更→開く」という手間がかかる作業です。

FireMobileSimulator
FireMobileSimulatorは、モバイルサイトのテストに便利なアドオンです。
主要3キャリアの携帯端末ブラウザをシミュレートし、PC上からモバイルサイトの確認が可能となります。携帯端末の実機を使ったテストでは操作に手間がかかりますし、どういうデータが飛んでいるかがわかります。
しかしこのアドオンを使うことで、Firefox上でモバイルサイトの確認ができ、Firebug等のツールも問題なく使えます(※全てのモバイルサイトに対応しているわけではありません)。
使い方は簡単で、インストールした後に、ブラウザのメニューバーから「ツール>FireMobileSimulator」を選択し、テストしたい端末名を選べば完了です。後は普通のサイトにアクセスをしてください。

なお、端末IDの設定や、外部ファイル読み込みにより端末情報を増やすことも可能です。モバイルサイトをテストする際には、外せないアドオンと言えます。
UserAgentSwitcher
UserAgentSwitcherは、ユーザーエージェントを変更できるアドオンです。前述の「FireMobileSimulator」は日本の携帯端末用でしたが、こちらは一般的なブラウザ(IE/Firefox)・スマートフォン・検索エンジンクローラーなどに対応しています。米国のツールのため日本語の携帯には対応していないため、両方あわせて使うとよいでしょう。

デフォルトは選べるUserAgentが少ないため、こちらから追加のUserAgentをダウンロードしておきましょう。クローラーでアクセスしてきた際のアクセス解析の計測状況や、動作テストなどに便利です。