企業アカウントの認知経路は?
サイバー・コミュニケーションズは8月に、通信業界から3社の企業アカウントを対象に調査を行い、ツイッターを利用している15歳以上の男女から1300件の回答を得た。調査対象となった3社はそれぞれ、A社(新商品情報についての情報発信を行う標準的な企業アカウント)、B社(新商品情報ならびにキャンペーン情報を発信している企業アカウント)、C社(情報発信が少ない企業アカウント)。
企業アカウントの認知経路は、3社とも共通して「ネット上の記事」「ツイッター上のつぶやき」が突出している。また、広告メディアの認知経路では、テレビCMやオンラインバナー、雑誌が有効なメディアとして考えられる。
フォロワーと非フォロワーの違い
その企業への「興味」「理解」「好意」「購入意向」に関わる評価項目において、その企業アカウントをフォローしたことがある人は、フォロー経験がない人とくらべて圧倒的に高い結果となった。
フォロワー自身の情報発信力も、「フォロー非経験者」の発信経験が約10%なのに対し、「フォロー経験者」は約60%と格段に高くなっている。こうしたフォロワーを効率的に獲得するために欠かせないのは、やはり企業からの情報発信。調査では、企業アカウントの情報発信量に応じてフォロー経験率が高まる傾向が見られた。
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