グーグルSEOの乱立!?
さてグーグルといえばページランク、さらにはリンク、これをグーグルSEOの核心ととらえる人が多いでしょう。ということは、「有料リンク」の売買が今よりも盛んになってくるでしょうね。そうでなくても、さながら「リンク大戦」が勃発する可能性が大です。
反スパム、アンチSEOの人たちは、良いコンテンツなら自然にリンクが集まると熱弁をふるっていますが、ビジネス用のホームページには自然にリンクは集まりません。
そもそも、人の目にとまらなければ、リンクどころか、訪問さえもされないのです。つまり、短絡的なリンク対策が一般化する危険性が高くなります。
逆に、グーグルSEOに精通している、いくつもの厳しいキーワードで上位表示をやり遂げている、リンクがらみで散々ペナルティを受けた、といったエキスパートや業者もいるでしょう。
ドメインやIPアドレスの分散、中古ドメインなどでは済まない、グーグルの巧妙なペナルティ発動の仕組みは強烈です。いろいろな要素を組み合わせて、スパム・フィルターの一斉爆撃をかいくぐらなければなりません(笑)
ピンからキリまで、というのが世の常ですから、SEOの世界も同じ分布になるでしょう。
集客数×成約率×客単価=売上高
続いて、スモールビジネスの、集客と売上のできるホームページの話です。皆さんもご存じでしょうが、ネットショップの方程式とか言われているものがあります。見出しは私なりの表現ですが、下記が一般的でしょうか。
売上=アクセス人数×転換率×客単価
転換率は、成約率、あるいはコンバージョンレートとも称されていますね。よって、集客1000人で購入者が50人(5%)、単価が1万円でしたら
1000人×5%×1万円=50万円
となるわけです。
SEOを含めて集客アップによって
2000人×5%×1万円=100万円
と、集客が倍になれば売上も倍になるという計算です。
ところが、集客を倍にする、つまり1000人増やすにあたって、集客コストが50万円かかるとしたらどうでしょう?さらに、受注や発送に今まで以上のコストが発生します。
よって、場当たり的な集客アップは、あとで利益ダウンという痛い目にあうこともあるのです。