登録しているモバイルサイトの認知経路
サイトの認知経路を尋ねたところ、「小売・店舗(飲食)」「小売・店舗(衣料)」「インポートブランド」のモバイルサイトに登録しているユーザーは「販売店舗の店員やPOP」、「生活消費財メーカー」は「商品パッケージ」、「耐久消費財メーカー」は「PCやモバイルの記事・広告」との回答が多く見られました。このように、登録しているモバイルサイトの認知経路は、業態や商品のジャンルによって違いが見られることから、各ジャンルにおいて接点の高い認知経路に着目し、それらを積極的に活用することでモバイルサイト認知拡大への有効なアプローチになると思われます。
また、「小売・店舗(飲食)」「インポートブランド」では「友人・知人からのクチコミ」(27%、16%)が他ジャンルに比べ高く、話題に取り上げられるようなコンテンツ企画や伝達しやすい機能などが認知拡大の施策として考えられます。

モバイルサイトに登録した理由
モバイルサイトへの登録理由を尋ねたところ、「小売・店舗(飲食)」では、「クーポンがもらえるから」(90%)が最も多く、割引クーポンなどの直接的なメリットが会員登録の動機に直結していることがわかります。
「小売・店舗(衣料)」では、「最新情報」(51%)、「お得な情報」(50%)を確認したいとの回答が多く、会員登録・メルマガ受信により情報を漏れなくキャッチしたいという動機が伺えます。
「インポートブランド」では、「商品・ブランドが好きだから」(35%)、「会員限定のダウンロードコンテンツを利用したいから」(18%)が他ジャンルに比べ高く、商品への愛着がそのまま会員登録に繋がりやすいこと、会員限定のダウンロードコンテンツが登録のきっかけになり得ることがわかりました。
「生活消費財メーカー」「耐久消費財メーカー」では、「キャンペーンに応募できるから」(78%、46%)が高く、消費者にとって魅力的な付加価値を提供することが有効であることが読み取れます。
