産経デジタルは、2010年12月から2011年1月にかけて、全国の産経新聞iPhone版読者を対象に調査を行い、40,364サンプルを回収した。産経新聞iPhone版は、ユーザーの89.6%が男性、年齢層では20代~40代が86%を占めている。有職者は全体の83%。
アプリの利用は、朝5時から9時が多く、通勤途中の交通機関内(56.1%)や通勤前に自宅(36%)で紙面データを読むユーザーが多い。また、昼休みなどの休憩時間や帰宅途中に読む人も多く、1日に2回以上アプリを閲覧するユーザーが63%以上となっている。
1日のアプリ利用時間が15分を超えるユーザーは全体の87%以上、さらに30分以上かけてじっくり読んでいるユーザーが40%以上いる。ユーザーの90%以上が、産経新聞iPhone版アプリに「満足している」「ほぼ満足している」と回答している。また、30以上のアプリをインストールしているユーザーは全体の38.3%で、ニュース、天気、ゲームに次いで仕事効率化やビジネス系アプリの使用が多い。また有料アプリの利用者は65.9%以上となっている。
広告については、67.2%のユーザーが「クリック(タップ)したことがある」と回答。動機としては「広告の商品に興味があるとき」であることが最も多く、高いコンバージョンを期待できる、質の高いクリック(タップ)であることが想定できるとしている。
【関連記事】
・Androidユーザーは、iPhoneユーザーよりもアプリ内広告にポジティブ
・Android Marketウェブサイト公開、PCからもアプリ検索・購入が可能に
・iPad所有者の7割が「寝る前に使う」