SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

Adobe Omniture Summit 2011総力レポート

Twitter、Facebook、LinkedIn、YouTube…
ソーシャルメディアの影響力を可視化する「Adobe SocialAnalytics」の全貌


Adobe SiteCatalystの全貌

画面構成

 画面左側のメニューを見てみよう。

 メンション、ソーシャル関連指標、センチメント、キーワード、インフルエンサー、プラットフォーム、オーディエンス、Facebook、YouTubeチャンネル、Twitterユーザー情報、などが並んでいる。まだ開発中なので、変わる可能性がある。

使い方

 まずは、モニタリング対象のキーワード群を登録する。AND、OR、NOTなどで複合的な条件指定も可能、ということだ。画面左側で指定したキーワードに合致するツイートが、画面右側にリアルタイムで表示されていく。

ダッシュボード

 ダッシュボードを開くと、設定したキーワード群での計測結果が表示される。画面左上は、キーワード群に含まれる個別キーワードごとのメンション回数。

 その下は、プラットフォーム(Twitter、Facebook、LinkedIn、YouTube、Delicious、Digg、MySpaceなどのソーシャルメディア)別のメンション数だ。中央の上段は、キーワード群の全体のメンション数の時系列トレンド、その下は競合とのメンションの比較パイチャートらしい。右上はセンチメント、右下はインフルエンサー(影響力があるユーザー)のリスト、と各種情報のブロックが並ぶ。

Adobe SiteCatalystデータとの統合が可能

 Twitterの解析ツールやサービスは既にいろいろ存在するが、複数のソーシャルメディアに同時に対応し、Adobe SiteCatalystのアクセス解析結果と並べられるのが「Adobe SocialAnalytics」の存在意義だろう。

 例えば、下図は、メンションの数と、Googleなどの検索サイト経由の訪問者数、そして注文件数を時系列で並べて表示している。グラフは正規化できるので、単位や範囲が異なる指標であっても、増減のトレンドが同じようなレベルに調整されるため、相関関係を把握しやすい。

次のページ
多様なソーシャルメディアと自社メディアを多面的に活用していく時代

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
Adobe Omniture Summit 2011総力レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

清水 誠(シミズ マコト)

Webアナリスト/改善リーダー。

1995~2004年まで凸版印刷・Scient・RazorfishにてWebコンサルティングやIA・UI設計に従事した後、事業会社側へ転身。UX/IAやデジタルマーケティングの導入による社内プロセス改善の推進と事例化を行っている。ウェブクルーでは開発・運用プロセスを改善し上場を支援、日本アムウェイでは印刷物のデジタルワークフローとCMS・PIMを導入、楽天では...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/09/11 17:18 https://markezine.jp/article/detail/13584

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング