Adobe SiteCatalystの全貌
画面構成
画面左側のメニューを見てみよう。

メンション、ソーシャル関連指標、センチメント、キーワード、インフルエンサー、プラットフォーム、オーディエンス、Facebook、YouTubeチャンネル、Twitterユーザー情報、などが並んでいる。まだ開発中なので、変わる可能性がある。
使い方
まずは、モニタリング対象のキーワード群を登録する。AND、OR、NOTなどで複合的な条件指定も可能、ということだ。画面左側で指定したキーワードに合致するツイートが、画面右側にリアルタイムで表示されていく。

ダッシュボード
ダッシュボードを開くと、設定したキーワード群での計測結果が表示される。画面左上は、キーワード群に含まれる個別キーワードごとのメンション回数。
その下は、プラットフォーム(Twitter、Facebook、LinkedIn、YouTube、Delicious、Digg、MySpaceなどのソーシャルメディア)別のメンション数だ。中央の上段は、キーワード群の全体のメンション数の時系列トレンド、その下は競合とのメンションの比較パイチャートらしい。右上はセンチメント、右下はインフルエンサー(影響力があるユーザー)のリスト、と各種情報のブロックが並ぶ。

Adobe SiteCatalystデータとの統合が可能
Twitterの解析ツールやサービスは既にいろいろ存在するが、複数のソーシャルメディアに同時に対応し、Adobe SiteCatalystのアクセス解析結果と並べられるのが「Adobe SocialAnalytics」の存在意義だろう。
例えば、下図は、メンションの数と、Googleなどの検索サイト経由の訪問者数、そして注文件数を時系列で並べて表示している。グラフは正規化できるので、単位や範囲が異なる指標であっても、増減のトレンドが同じようなレベルに調整されるため、相関関係を把握しやすい。
