SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

Adobe Omniture Summit 2011総力レポート

Twitter、Facebook、LinkedIn、YouTube…
ソーシャルメディアの影響力を可視化する「Adobe SocialAnalytics」の全貌


 Adobe Omniture Summit 2011で発表され会場で話題になった製品が「Adobe SocialAnalytics」だ。この記事では会場で明かされた同製品について具体的に紹介していく。(バックナンバーこちら)

ソーシャルの影響力を可視化する「Adobe SocialAnalytics」

 Adobe Omniture Summit 2011で発表された、M&Aではないプロパーな唯一の新製品が「Adobe SocialAnalytics」だ。Twitter、Facebook、YouTubeなど約40のソーシャルメディアに対応し、トラフィックやセンチメント(感情・心情)の計測とモニタリングが可能になる。

 今回、Adobe Omniture Summit 2011の前日に開催された小さなアルファテスター会議に、筆者も参加することができた。自己紹介に続いて、各社のソーシャルメディアに対する取り組みの現状と課題についての議論が始まった。

 社内の体制に関しては、10社のうち、参加者の肩書に「ソーシャル」という単語が含まれているのは2社のみ。その他はマーケティングやPR、コーポレイト部門がソーシャルメディアを担当しているという。

 現状についての議論の中で話し合われたのは、次の点だ。

  • アナリティクスとソーシャルが分断している企業が多い
  • 代理店が別のツールを使いたがるため、データが分散する
  • センチメント、モニタリング、キャンペーン効果測定を実施している
  • よく使うツールはbit.ly、CoTweet、Spreadfast
  • センチメントはネットプロモータースコアに影響を与えるのか?

 状況は日本とあまり変わらないようだ。大きく違うのは、お金を使って代理店やツールを活用し、やるべきことを組織的に実行している、という点だろうか。ただし、そういうクライアントだけが集まって議論する場だったので、これが米国の平均的な状況というわけではないのかもしれない。

 最後に、まずはセンチメントとトラフィック解析のみでバージョン1.0をリリースするというロードマップが決まった。クローズドな会議だったので詳しくは書けないが、リリース後も次々と機能が追加されていく予定だ。

 さて、前置きが長くなったが、どのような製品なのか、画面で具体的に見てみよう。一般セッションで開示された資料のみで構成しているため、若干見づらい点はご容赦願いたい。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
Adobe SiteCatalystの全貌

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
Adobe Omniture Summit 2011総力レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

清水 誠(シミズ マコト)

Webアナリスト/改善リーダー。

1995~2004年まで凸版印刷・Scient・RazorfishにてWebコンサルティングやIA・UI設計に従事した後、事業会社側へ転身。UX/IAやデジタルマーケティングの導入による社内プロセス改善の推進と事例化を行っている。ウェブクルーでは開発・運用プロセスを改善し上場を支援、日本アムウェイでは印刷物のデジタルワークフローとCMS・PIMを導入、楽天では...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/09/11 17:18 https://markezine.jp/article/detail/13584

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング