それぞれの用語の意味
以下のGoogle Analyticsの画面上のレポートを御覧ください。

この中で「ページタイトル」と「メディア」がDimension(ディメンション)になります。つまり「●●という単位あるいは内訳で見たいモノ」がディメンションです。上記の例ですと、「ページタイトルと流入メディアごと」になります。
その横に出てくる「ページビュー数」「ページ別訪問数」「平均ページ滞在時間」「直帰率」「離脱率」「$インデックス」がMetrics(指標)になります。上記の続きで言うと、「ページタイトルと流入メディアごとに、ページビュー数・ページ別訪問数(以下略)のデータを見るということになります。
最後に下の方でフィルタを使って「Google Analytics」がページタイトルに含まれるデータだけを抽出しています。これがFilters(フィルタ)になります。つまりデータを生成する際に、どういう条件で絞り込むかということになります。
つまり、「Excellent Analytics」で項目を選択する事は、実際のGoogle Analytics上で出てくるレポートを手作りするようなイメージになります。
まずは、理解を進めるために一つレポートを作成してみましょう。作成したいレポートは「先月の入口ページごとの訪問回数と新規率」のレポートになります。
Step1:Profileの選択
右上のProfileから利用するProfileを選択してください
Step2:ディメンションの追加
「入口ページ」ごとなので、まずはDimesionのボタンを押し、Cotentsの横にある三角のアイコンをクリックし、「Lnading Page Path」にチェックを入れましょう。この際に下記の画像のようにContentの横に「■」ではなく「?」が入ってしまうとContent配下の全てのディメンションが選ばれてしまうので、注意してください。

Step3:Metricsの追加
次に、訪問回数と新規率の指標で入口ページを分析します。
Metricsのボタンを押し、Visitorの横にある三角のアイコンをクリックし、「New Visits」と「Visitor」にチェックを入れましょう。

Step4:期間の設定
更に期間を設定します。先月なので「TimeSpan」のタブから「Last Month」を選択してください。

Step5:並び替えの設定
最後に、訪問回数の降順で並べるためSort Byを「Visits」にして、Sort Orderを「Descending」に変えましょう。

これで設定は完了です。後は右下にある「Execute」ボタンを押すとレポートが作成されます。以下のようなレポートが作成されるはずです。
d.hatena.me.jp/ryuka01/ [2001/04/01 -> 2001/04/30 ]:選択したプロファイルと期間を表しています。
Landing page path,new visits,visits:選択した指標名が並んでいます。
さてレポートを見て一点、気になる点があります。それは「新規率」を出したかったのに「新規数」が入っている事です。
残念ながらExcellent Analyticsでは率の数字が出てきません(Google AnalyticsAPIの仕様が起因です)。新規率を出したい場合はExel上で、new visits÷visitsを行うことで計算ができます。また表の部分を範囲指定して、グラフを作成しておけば、毎日データを取り込むのと同時に自動的にグラフを最新化する事が可能です。
「ディメンション」と「指標」で使える項目とその意味
今回の例でDimensionとMetricsを選ぶときに沢山の項目があったかと思います。まさにその通りで、Google AnalyticsのAPIでは様々な種類のデータを出すことが出来ます。
英語版と日本語版のリファレンスがそれぞれGoogle Analyticsのヘルプにあがっています。こちらをまずは参照してみてください。