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MarkeZine Day 2011 Westレポート(AD)

“レスポンスの魔術師”が徹底解説! ネット広告の費用対効果・売上を向上させる具体策【MarkeZine Day 2011 West】

引上率・リピート率を向上させるには段階的なページとフォローメールを

 セッション内では、さらにレスポンスだけでなく、引上率とリピート率を向上させる方法も紹介された。

 「世の中のほとんどのインターネット広告や通販は、レスポンス・引上・リピートともにショッピングサイトに誘導しているだけだ」と語る加藤氏。見込客・既存客・固定客と、それぞれのステージに合わせた専用ランディングページを用意して誘導することで、引上率・リピート率は大幅にUPするという。

 さらに、そのサイトへの誘導に関しても、単純にメルマガを配信するのではなく、ユーザーそれぞれのステージ(ステータス)に特化し、消費サイクルに合わせて専用フォローメールを配信することで、劇的に引上・リピート率が上がると語る。

「インターネットユーザーは、ライフスタイルに合わせて毎日同一時間帯にインターネットにアクセスする。ユーザーの初回購入時間をベースに、その後のメールの配信時間を設定してフォローメールを配信することで、引上率・リピート率は格段に上がる」(加藤氏)。

 さらに、「なぜ、全てのインターネット通販は、2回目の申込み以降も毎回フォーム入力をしなければならないのか?」と疑問を投げかける加藤氏。会員向けの「ID・パスワード方式」もユーザーが忘れてしまう可能性もあり、都度ログインするのが面倒だという面もある。

「フォローメールにユニークなURLを表記しておき、それをクリックするとすでに個人情報がフォームに入っているようにする。つまり、注文ボタンをワンクリックするだけで購入までスムーズに進める状態のページが現れる仕組みを作っておけば、引上率・リピート率は劇的に向上する。『DMなどの印字つき返信ハガキ』と同じ概念だ」(加藤氏)

ユニークURLをフォローメールに表記し、個人情報が記入された状態のページに誘導することでスムーズな購入までの流れを作る
ユニークURLをフォローメールに表記し、個人情報が記入された状態のページに誘導することでスムーズな購入までの流れを作る

ノウハウを凝縮した「売れるネット広告つくーる」

 加藤氏は、こうした自身のノウハウを詰め込んだツールとして、中小企業向けのASPサービス「売れるネット広告つくーる」を紹介。ランディングページの制作から、フォローメールの配信といった、インターネット通販に必要な機能をワンストップで提供するツールだ。テンプレートが用意されており、ブログのように簡単にランディングページ作成し、フォローメールを実施できるのが特徴。さらに、制作中に入力する全ての項目に、加藤氏からのワンポイントアドバイスが入っており、指針とすることができる。

 また、同ツールでは7月から広告効果測定システム『アドエビス』との連携を開始。8月末まで利用料無料のキャンペーンを実施しているという。

「売れるネット広告つくーる」画面サンプル
「売れるネット広告つくーる」画面サンプル

 最後に、加藤氏は「本日のセミナーで話した『ノウハウ(仕組み)』をしっかり実践すれば、100%確実にインターネット広告の費用対効果(ROI)を上げる事ができる」と再度宣言し、講演を締めくくった。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2011/07/26 14:24 https://markezine.jp/article/detail/14064

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