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初心者Webマーケター向けアフィリエイト入門

Webマーケティングにアフィリエイトを使おう!【3】
成果が上がる、アフィリエイトサイトのリクルーティング

魅力的と感じてもらい提携申請&サイト上で紹介してもらう1社になるために

 大手ASPでは、参加企業数も千社・1万社を超えます(バリューコマースの累計広告主数は2011年11月時点で10,985社)。いちアフィリエイトサイトから見ると、提携候補先は「数え切れない程」あるわけです。「使うかどうかわからないけど、とりあえず提携申請だけしておこう」というアフィリエイトサイト運営者が仮に100社と提携したとしても、全体から考えたらごくごく一部です。

 そして、その中から「リンクを貼って実際にサイト上で紹介しよう」「トップページで力入れてしっかりと告知をしてみよう」となってくると、さらに数は絞られてしまうわけです。「アフィリエイトサイト数が何十万もあると聞いていたのに、実際にうちと提携してくれたのはわずか1000サイトほど。しかも実際にリンクを貼ってくれたサイトは数分の一。何でだ!」とこぼす担当者もいます。

 企業のアフィリエイト導入がここまで進むと、特に中小オンラインショップにとっては、まずアフィリエイトサイトと提携すること自体が狭き門。企業とアフィリエイトサイトの数のバランスや力関係によりますが、この状況は今後も続くはずです。

 自社を提携相手として選択してもらい、かつ「こういう切り口で紹介をしてみよう」というところまで具体的にイメージしてもらい、提携成立後すみやかにリンク張ってもらうためには、提携申請の際に効果的な情報を提供して、アフィリエイトサイトに強い興味を持ってもらうことが重要なポイントになります。

 そのためには、繰り返しになってしまいますが、とにかくまずは自らがアフィリエイトサイトの立場でASPに参加し、アフィリエイトサイトの視点から各社の紹介文や提携申請画面に掲載された情報を見て、

  • この企業の名前は今まで知らなかったが提携してみたいと思った
  • 主力商品として取上げられているものを、自分のサイトで紹介してみたい
  • コミッション条件などプログラム内容が魅力的に思えた
  • 担当者がとても熱心に取り組んでいる印象を受けた

など、アフィリエイトサイトの立場から考えながら、目を肥やしてゆくことです。2~3時間もかければ、駆け足で100社ほどを見て回れるでしょう。初期段階でのその程度の時間と労力は、その後の長い運用期間を考えれば、ほんのわずかなものです。

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この記事の著者

和田 亜希子(ワダ アキコ)

1994年早稲田大学政治経済学部卒。住友銀行、ライコスジャパン(検索エンジン)、カレン(メールマーケ支援)を経て2001年独立。アフィリエイトASP「LinkShare」からの受託で、個人アフィリエイト支援業務やアフィリエイトコンテストの開催に携わり、またECサイトのアフィリエイト導入やアフィリエイト・リレーションシップ・マネジメント(ARM)にも従事している。1999年に立ち上げた日本で最初のアフィリエイト専門情報サイト「アフィリエイトINDEX」をはじめ、「東京ホットスポット情報館」「東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2011/12/31 08:00 https://markezine.jp/article/detail/14712

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