SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

イベントレポート(AD)

ソーシャル、スマートフォン…取り巻く環境が複雑化する中、サイト上でのユーザー体験向上も必須に

複雑化する環境にも対応できる次世代型コンテンツ管理システムとは

 岸氏に続いて登壇したのは、アドビシステムズ株式会社 マーケティング本部 マーケティングマネージャーの国和徳之氏。

アドビシステムズ株式会社 マーケティング本部 マーケティングマネージャー 国和徳之氏
アドビシステムズ株式会社 マーケティング本部 マーケティングマネージャー 国和徳之氏

 岸氏が述べてきた「検索・ソーシャル・モバイルを使った集客」「訪問者に必要なコンテンツを出す」「機動性を確保する」ために有用なツールとして、アドビシステムズの提供する次世代型のコンテンツ管理システム(CMS)「Adobe CQ for Web Experience Management(WEM)」を紹介した。

 この製品は元々、Adobeが最近買収したDay Softwareの開発したソフトウェア。買収からまだ日が浅いこともあり、日本ではまださほどの知名度はないが、GMやNewsweek、UBS、BRAUN、McDonald's、Kodak、NOKIAなどのグローバル企業で使われており、日本語サイトを展開している企業もある。

 国和氏はそんなWEMのデモを交えつつ、Webマーケティングを成功に導くためには、サイト上でのユーザー体験が大切になると話を展開した。

 岸氏の話にもあったように、最近は企業とユーザーを結ぶチャネルが複雑化してきている。スマートフォンやタブレット端末といったデバイスが増えただけでなく、動画サイトやソーシャルメディアなど、接点の持ち方も多様化し、「その中で企業サイトをどう最適化するか、どうお客様の満足を高めるかが大事になっている」(国和氏)。

 ここまで手軽にサイト構築・運用できるツールとしてCMSが広まってきたが、モバイルなどの複数チャネルへの対応、ソーシャル機能の取り込み、コンテンツのパーソナライズ化といった最新トレンドを考えると、既存のCMSツールでは不十分と言える。

 一方、ターゲットに合わせた体験を提供するWEMなら、最新トレンドを活用して顧客を引き付け、顧客に即した満足を提供することができると、国和氏はその優位性をアピールした。

 「WEMは次世代のWebコンテンツ管理がどうあるべきか形にしたものです。今やオウンドメディアは、万人向けの情報を発信するのではなく、ユーザーそれぞれにあった双方向のやり取りが求められています。また、ペイドメディア、ソーシャルメディアも合わせたトリプルメディアで考える必要があります。

 外部メディアから流入してきたユーザーでも、アンケートやサイト内行動解析などを通じて属性を分析し、その人に狙いを定めた最適なコンテンツを訴求する仕組みにより、よりよい体験を提供できるようになります。またキャンペーン機能で、絆を深めることもできます。集客から顧客獲得までを最適化することで、みなさまのビジネスに役立てることができるものと考えております。

 対面や店頭などのオフラインのマーケティングも引き続き重要ですが、オフラインとオンラインのマーケティングを最適に組み合わせることで、真の意味でデジタルマーケティングを実現し、お客様と密接な関係を築けるようになるのではないでしょうか」(国和氏)

関連情報

従来のCMSを超え、パーソナライズされたユーザー体験を実現するAdobe CQ for Web Experience Managementの詳細はこちら。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
イベントレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/02/20 12:01 https://markezine.jp/article/detail/14740

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング