志望度を上げるソーシャルリクルーティング3:人材の魅力を伝える
社長自ら、自身のアカウントでウォールに投稿
「キャリアフィールド株式会社 新卒採用」では、社長が自身のアカウントでウォールに書き込み、インターンに参加した学生にメッセージを送っています。社長の採用に対する意気込みや学生と向き合う姿勢など学びの多いページになっています。
個性的な写真とともに、先輩社員を紹介
「大和ライフネクスト株式会社 新卒採用」では、個性的な写真と共に社員が紹介されています。開設間もないですが、今後どんな写真が投稿されるのか、更新が楽しみなページです。
インターン生の日報を公開
「クラウンコンサルティング株式会社 採用情報」では、インターン生が交代で日報をつけています。就活生にとっては、自分が入社した場合どのような仕事を担当するのかがイメージできる、役に立つコンテンツだといえます。
志望度を上げるソーシャルリクルーティング4:条件の魅力を伝える
おしゃれなオフィス写真を投稿
「株式会社mediba 新卒採用|次世代メディア創造カンパニー」では、会議室やエントランスなどの写真を投稿しています。Welcomeタブにも、オフィス風景が登場。同社の魅力がオフィスにあることが伝わってきます。

自社のオリジナル制度をアピール
「株式会社オークネット|新卒採用」では、「いいね!」を押すと、「新規事業提案制度(joiN)」が紹介される仕組みになっています。自社オリジナルの制度を持っている場合は、ほかにはないコンテンツですから、積極的に紹介していくべきでしょう。
コンテンツの「更新」が志望度を上げる
今回紹介したような取り組みは、採用HPやナビサイトの企業ページでなされていました。しかし、ナビサイトでは自由度が低く、掲載できる量も限られていました。採用HPは、導線が少ないため訪問者が少なく、また気づいてもらえたとしても、一度見たらもう二度と来ないという就活生がほとんどでした。こうした問題は、Facebookを活用することで、改善傾向にあるといえます。
とくに大きいのは「更新」です。ターゲットにとって魅力的なコンテンツを掲載し続けることは、志望度を高めることにつながります。
数年後には、こうした情報発信が当たり前になるでしょう。そして、就活生の企業選びに、「どんなコンテンツを発信しているか」が大きな影響を与えるようになるのではないでしょうか。
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