「Ad Age Viral Video Awards」は、企業がキャンペーンのために制作し、ネットでの話題となって拡散していくことを目的としてつくられる「バイラル動画」を表彰するもの。今回もっとも高い評価を与えられたのはGoogleのブラウザ「Chrome」の一連のキャンペーン動画。総視聴回数1億623万回を超えたことも大きかったが、ブラウザを使って人々が行うさまざまなことを感動的なストーリーとして表現したことが評価された。
また、Coldplayの名曲"Scientist"をカントリー歌手ウィリー・ネルソンがカバーし、機械化されていく農業のあり方に疑問を投げかける人形アニメと組み合わせた、メキシカンフードのレストランチェーン「Chipotle」の作品は、その音楽の使いかたが評価された。
そのほか、制作過程でFacebookやTwitterなどのユーザーとの対話を活用したインテルと東芝の実験映画プロジェクト「Inside」や、コカ・コーラのキャンペーン"Open Happiness"、T-Mobileのロイヤルウェディングのパロディ動画などがそれぞれ受賞している。
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