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デジタルマーケティングの未来を探る「Adobe Digital Marketing Summit 2012」

メディアサイトの売上換算・改善に役立つ指標とは?
変数の取得やセグメントの活用ノウハウ


 今回は「Adobe Digital Marketing Summit 2012」で行われた、メディアサイトの分析指標や売上換算についての講演を取り上げます。メディアサイトが重視すべき指標とは何か? Economist.comの担当者が分析のノウハウを公開します。

現状の指標は、本当に完璧ですか?

 今回の講演「Media Analytics & Monetization: Are You Getting The Whole Picture ?」に登壇したのは、アドビ システムズのマイケル・ゴールドスタイン氏とThe Economist Group社のローダ・イングバーマン氏です。

画像提供:Adobe Systems
画像提供:Adobe Systems

 まずは、ゴールドスタイン氏の「現状の指標が完璧であるという前提はいけない」というメッセージから始まりました。私たちは解析ツールなどを利用して、何が・どこから・どれくらいという指標についてはしっかり把握しています。

 たとえば、ページビューであれば「アクセス数」、訪問あたりのページビュー数であれば「セッションあたりの量」、訪問÷訪問者数であれば「リピート度合い」、来訪頻度であれば「定期的にサイトを訪れているか否か」、滞在時間であれば「サイトに対する興味の度合い」、閲覧ページであれば「どのコンテンツが人気か」、流入元であれば「どこからサイトに訪れているか」などなどです。こういった情報はすべてアクセス解析ツールで可視化できています。

 「しかし、これらの数値からは、『サイトがどれくらい売上を上げているか?あるいは『どれくらい効率的に売上を上げているか?はわかりません。そこで、これらの課題に対する回答となる指標を考えていく必要があります」とゴールドスタイン氏は説明します。

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この記事の著者

関根 将成(セキネマサナリ)

さすらいのフリーライター。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/10/18 16:55 https://markezine.jp/article/detail/15624

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