ネット視聴率調査会社ネットレイティングスは、同社が新しく導入した媒体価値を測る指標「総利用時間(Total Minutes)」から主要ポータルの2007年7月の利用チャネル(コンテンツグループ)を見た場合、その利用時間構成比に大きな違いがある、という調査結果を発表した。
発表された資料によると、Yahoo! Japanはオークションが総利用時間の26%を占め、トップページの利用時間を上回っている。各ポータルともメールサービスが上位に来ており、特にMSN/Windows Liveでは全体の34%がメール利用に使われているという。Googleは、新サービスが注目されているものの、検索が圧倒的に利用時間を占めている。また、gooはブログや「教えて!goo」などのCGM コンテンツが上位に上がっているなど、「総利用時間」によって各ポータルの利用状況の特徴が浮き彫りとなっている。
プレスリリース:「Yahoo! Japan はオークション、MSN/Windows Live はメール、goo はブログがトップ 「総利用時間」からみたポータルサイトの利用特性に大きな違い」(PDF)