(社)日本アドバタイザーズ協会の調査によると、携帯電話から閲覧できる携帯サイトを開設している企業は全体の59.0%で、前回の36.0%と比べて増加。流通・サービス業に限ると約80%に達している。また、日経パソコンの調査によると、市区町村の56.2%が携帯サイトを提供しており、前年比6.5%の増加。市・区に限れば75.5%の自治体が開設しているなど、あらゆる企業・団体が携帯サイトを積極的に活用するようになってきている。
このように携帯電話向けサイトの利用が活発化している中、オーリック・システムズは、パケットキャプチャ型のリアルタイムWeb解析ソフトウェア「RTmetrics」(RTメトリックス)で、携帯サイトの利用状況をより詳細に把握することを可能にする新しい「モバイルオプション」を9月3日よりオプション機能として提供開始する。オーリックおよび同社の販売パートナ経由で提供し、出荷開始は2007年9月上旬を予定している。
パケットキャプチャ方式の「RTmetrics」は、全携帯キャリアのユーザ動線解析が可能な業界唯一のソリューションで、携帯サイトの解析で圧倒的な導入実績があるが、携帯サイト解析に必要な機能をさらに充実させて、優位性をさらに高めた。
今回発表する「モバイルオプション」は、「RTmetrics」のオプション機能として提供され、キャリア別にページビューやセッション数の任意の時間での推移を詳細に比較したり、ワンセグやフラッシャへの端末の対応状況など利用環境もキャリア別に詳細に把握可能にし、携帯サイトをより戦略的に展開するための意思決定を支援する。