「人と人をつなぐLINE」から「人と企業をつなぐLINE」へ
NHN Japanは、同社が提供する「LINE」に関する初のマーケティングカンファレンス「LINE+YOU」を開催した。まず、同社 執行役員 舛田淳氏から、LINEの現状と世界展開について説明が行われた。
「先日1月18日にLINEは世界1億ユーザーを突破した。本日時点のユーザー数は1億500万人を超えている。およそ3週間で数百万のペースでユーザーが増えており、引き続き高い成長スピードを維持している」(舛田氏)
「国内のデイリーアクティブユーザー(以下、DAU)は50%を超えており、国内の4,000万人以上のユーザーの半分が、何らかのかたちで毎日LINEを使っている。そして24歳以下の男女においては約7割が毎日LINEを使っており、他のSNSやサービスと比較して、DAUは圧倒的に高い。まさにLINEユーザーにとっては生活の必需品になっている。
LINEはそもそもは電話とメッセージサービスだが、生活のプラットフォーム化・インフラ化を目指して、サービス展開していく。
あくまで1億ユーザは通過点。世界各国でトップシェアを狙い、力を入れて展開していく。先日発表した分社化も、世界を狙ってのことだ。人と人をつなぐLINEから、人とサービスをつなげ、人と企業をつなぐLINEへ。企業のマーケティング・プロモーション活動を活性化する場として利用していただけるように、広告ビジネスをさらに展開していく」と舛田氏は今後の指針を語った。