アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、「プチ贅沢に関する意識調査」及び「節約に関する意識調査」を実施した。プチ贅沢とは、日常生活におけるちょっとした贅沢と定義する。
節約に関する意識調査において、日ごろから「節約を意識する」という回答は全体の92.7%となった。一方、プチ贅沢に関する意識調査では、「プチ贅沢をする」という回答が全体の75.3%であった。この結果から、多くの人が節約を意識しつつも、プチ贅沢を楽しんでいるようだ。
女性のプチ贅沢トップは「お菓子」(68.1%)、男性のトップは「お酒」(49.3%)であった。2位は男女ともに「外食」(男性:48.6%、女性:49.3%)という結果に。
プチ贅沢をする理由のトップは「楽しいことがあったとき」(39.6%)、2位は「ストレスがたまったとき」(37.5%)となり、ポジティブ型とストレス発散型の2種類が上位であった。
また「節約を強く意識する」という回答は、2009年の調査では39.1%であったが、本年の調査では28.7%と減少傾向に。そして「節約を苦しいと思ったことが無い」という回答は全体の49.7%を占め、節約を意識した生活が日常生活に定着してきた様子が伺える。
【調査概要:プチ贅沢に関する意識調査】
調査対象:全国の20歳以上の男女782人
有効回答:男性426人、女性356人
調査方法:インターネット
調査期間:2012年12月5~11日
【調査概要:節約に関する意識調査】
調査対象:全国の20歳以上の男女839人
有効回答:男性440人、女性399人
調査方法:インターネット
調査期間:2013年1月30日~2月5日
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