SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

「Google アナリティクス リマーケティング」が変える広告と解析の世界

「コンバージョン率3%」、残りの97%はどうする?
ウェブサイト目的別 かんたん リマーケティング活用法

 コンバージョン率が3%とした場合、離脱してしまった残りの97%のユーザーに再度アプローチするための方法が「リマーケティング」です。今回は、さまざまなウェブサイトにおける目的達成のための「かんたんリマーケティング活用法」を解説します。

ウェブサイトの目的とウェブ広告

 企業が運営するウェブサイトには、さまざまな種類とそれぞれの目的があります。企業間取引の活性化を目的とするB to B サイト、多くの情報を集約したポータルサイト、社員を募集するための採用サイト、商品の購入が可能なECサイト、などです。

ウェブサイトの種類と目的
ウェブサイトの種類と目的

 これらのウェブサイトの目的を達成するために、ウェブ担当者は通常どういったアクションを起こすでしょうか?

 新しいサイトを構築した場合、何もしなければなかなか新しいユーザーは訪問しませんから、ニュースリリースやウェブ広告を出して誘導することになるでしょう。サイトの目的を広告に表現し、訴求することで、新しいユーザーへきっかけを与え、ウェブサイトへ訪問を促し、サイトのゴールへ導きます。しかし、サイトの目的とユーザーの意図が合わなかった場合、ユーザーはサイトから離脱してしまいます。

離脱したユーザーに再度アプローチできるのが「リマーケティング」

 ウェブサイト側としては、興味をもった大事なユーザーをもう一歩の所で逃したことになります。何らかのきっかけや意図を持ってウェブ広告からサイトを一度訪れたユーザーに、もう少し必要な情報を提供したり、サービスが提供できれば離脱を防げたはずです。

 このユーザーをもう一度サイトへ誘導し、最初の訪問では提供できなかった情報やサービスを提供するチャンスを得ることが可能なウェブ広告がリマーケティングなのです。

 では、これらのサイトでリマーケティングを活用するにはどう考えていけばいいでしょうか?

かんたんリマーケティングリスト

 リマーケティングに取り組む方法としては、サイトに訪問したけれど、サイトの目的を達成していないユーザーへリマーケティング広告を出稿する方法があります。これは非常にシンプルなリマーケティングであり、最初にとりかかるリマーケティングとしてはうってつけです。以下の表に、サイトの種類や目的ごとに考えられるリマーケティングリストをまとめました。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
未コンバージョンユーザーのリマーケティングリストをつくる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
「Google アナリティクス リマーケティング」が変える広告と解析の世界連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 輝明(ヤマダ テルアキ)

NRIネットコム株式会社 クラウドテクニカルセンター 副センター長 兼 営業DX推進担当

2009年にNRIネットコムに入社。デジタルマーケティング事業を立ち上げ、特にGoogleアナリティクス、デジタル広告に関するビジネス拡大に注力。2018年にNRIネットコムから一旦退出し、株式会社MeeCapを設立、スタートアッ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/03/01 11:00 https://markezine.jp/article/detail/17300

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング