ウェブサイトの目的とウェブ広告
企業が運営するウェブサイトには、さまざまな種類とそれぞれの目的があります。企業間取引の活性化を目的とするB to B サイト、多くの情報を集約したポータルサイト、社員を募集するための採用サイト、商品の購入が可能なECサイト、などです。
これらのウェブサイトの目的を達成するために、ウェブ担当者は通常どういったアクションを起こすでしょうか?
新しいサイトを構築した場合、何もしなければなかなか新しいユーザーは訪問しませんから、ニュースリリースやウェブ広告を出して誘導することになるでしょう。サイトの目的を広告に表現し、訴求することで、新しいユーザーへきっかけを与え、ウェブサイトへ訪問を促し、サイトのゴールへ導きます。しかし、サイトの目的とユーザーの意図が合わなかった場合、ユーザーはサイトから離脱してしまいます。
離脱したユーザーに再度アプローチできるのが「リマーケティング」
ウェブサイト側としては、興味をもった大事なユーザーをもう一歩の所で逃したことになります。何らかのきっかけや意図を持ってウェブ広告からサイトを一度訪れたユーザーに、もう少し必要な情報を提供したり、サービスが提供できれば離脱を防げたはずです。
このユーザーをもう一度サイトへ誘導し、最初の訪問では提供できなかった情報やサービスを提供するチャンスを得ることが可能なウェブ広告がリマーケティングなのです。
では、これらのサイトでリマーケティングを活用するにはどう考えていけばいいでしょうか?
かんたんリマーケティングリスト
リマーケティングに取り組む方法としては、サイトに訪問したけれど、サイトの目的を達成していないユーザーへリマーケティング広告を出稿する方法があります。これは非常にシンプルなリマーケティングであり、最初にとりかかるリマーケティングとしてはうってつけです。以下の表に、サイトの種類や目的ごとに考えられるリマーケティングリストをまとめました。