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「Google アナリティクス リマーケティング」が変える広告と解析の世界

マルチスクリーン時代のウェブ解析&広告、Googleのレポートで読み解く特徴的なデバイスの組み合わせ

 第8回は、マルチスクリーン時代のユーザー動向をまとめたGoogleの調査レポートをもとに、ウェブ解析と広告をめぐる環境の変化について解説します。

スポーツと企業のウェブ環境の共通点

 スポーツと現在の企業を取り巻くウェブ環境は非常に似ています。スポーツは、相手、もしくは自分自身と競うものです。どんなスポーツであれ、練習試合、競技会などの本番の舞台が大小の規模に関わらず存在します。試合のために準備し、試合を繰り返すことによって技能を向上させ、相手に勝ることができるように準備し、臨みます。

 準備のためには、どんな手段があるでしょうか? 簡単にまとめると、以下のようになると思います。

  • 対戦相手のデータ収集
  • データをもとにした戦略立案
  • 仮説シミュレーション

 スポーツの試合は、ウェブで言う本番リリース、施策の実施です。ウェブも本番リリースに向け、同じように事前にデータを集め、戦略を立案し、仮説のシミュレーションを行い、実際のユーザーを迎える勝負の場である本番のウェブ環境に展開します。

 スポーツもウェブも本番が始まれば、待ったなしの状況が続きます。試合中、対戦相手は色々な戦略を実施し、さまざまな動きをします。ウェブでも、ユーザーはさまざまな動きをし、競合は想像を超える行動を起こします。

 現在の企業ウェブを取り巻く環境は、まさに試合のまっただ中、データ収集を随時行い、分析し、戦略を立てながら突き進んでいく、常に競合企業とウェブ上で闘いながらデータ分析と施策の実施を進めているという状況だと思います。リアルタイムにどう戦略を立て、舵を切っていくか。スポーツもウェブも待ったなしの状況である点は非常に似ているのです。

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この記事の著者

山田 輝明(ヤマダ テルアキ)

NRIネットコム株式会社 クラウドテクニカルセンター 副センター長 兼 営業DX推進担当

2009年にNRIネットコムに入社。デジタルマーケティング事業を立ち上げ、特にGoogleアナリティクス、デジタル広告に関するビジネス拡大に注力。2018年にNRIネットコムから一旦退出し、株式会社MeeCapを設立、スタートアッ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/04/09 11:00 https://markezine.jp/article/detail/17533

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