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世界各国のマーケターがSLCに集結!「Adobe Digital Marketing Summit 2013」

米企業マーケティング責任者が抱える悩み「チャネル同士の争い、リアル店舗とECの戦いがあったことは否定できない」


モバイルで商品レビューを見ながら店舗で買い物をする消費者

Q、小売りのリテールビジネスにおいて、どうやってオフラインの実店舗とオンラインのマーケティングを組み合わせているのか?

アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ社
ジョー・メディボウ氏

  「リテール、小売りというのは古い業界だ。インターネットが出てくるずっと前、1977年に私たちの会社は始まった。

 それがオンラインでのダイレクトビジネスが出てきたことで、オフラインとオンライン、二つの世界に別れてしまった

 しかしながら、ブランドと関係を築いているカスタマーにとっては、オンラインもオフラインも関係ない。彼らはみんなモバイルを持っていて、店舗の中でも私たちのサイトの商品レビューを読みながら買い物をしている。

 つまりオンラインとオフライン、非常にシンプルなかたちで、顧客とのタッチポイントを増やし、顧客とつながっていく必要がある

 私としては顧客が商品を購入するのがオンラインでも店舗でも、モバイルでも関係ない。そこまで行きたいが、チャネル同士の争い、リアル店舗とECの戦いのようなものがあったことは否定できない。だから私たちとしては、全てのチャネルをカスタマー中心に考えていく必要がある」(ジョー・メディボウ氏)

いま、一番大きなビジネスチャンスはレスポンシブデザイン

Q、今年のデジタルで行う一番大きな目標は何か?

タイムワーナーケーブル社
ロブ・ロイ氏

  「私たちは今、もっとデジタルチャネルを広げようとしている。というのは、今や新規顧客のの3割はオンライン、モバイルからやってきているからだ。そこに投資することで、私たちはもっと多くのお金を生みだすことができるだろう。

 そこでレスポンシブデザインに力を入れていく。いま一番大きなビジネスチャンスだと思う。スクリーンサイズが異なる時にコンテンツをどうやって管理するか、これがいま大きな問題になっている。

 デスクトップ時代であればこのままでよかったが、スクリーンも小さいから適切なサイズを考えなくてはいけない。柔軟性が大事だ」(ロブ・ロイ氏)

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2013/04/10 14:24 https://markezine.jp/article/detail/17435

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