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世界各国のマーケターがSLCに集結!「Adobe Digital Marketing Summit 2013」

米企業マーケティング責任者が抱える悩み「チャネル同士の争い、リアル店舗とECの戦いがあったことは否定できない」


デジタル化が進む三大業界は金融・リテール・旅行

フォレスターリサーチ社
デイビット・クーパー氏

 フォレスターのデイビット・クーパー氏は 「金融・リテール・旅行関係は、メディア産業などと比べて非常にデジタル化が進んでいる」と語る。

 「ブランドは、メーカーとなると少し遅れているように思う。デジタル化へ加速しようとは思っているが、どこにデジタルシフトをすればいいのかよくわからない、そんな状況だろうか。

 そしてBtoBだが、これはまた違う次元の話しだ。ソーシャルやデジタルが非常に重要だとは分かっているものの、デジタル広告を出すところまでは進んでいない。つまりBtoBの企業では、デジタルは依然として補完的なものとして使っているという感じだ」(デイビット・クーパー氏)

タブレットの登場で、会社として大きな変化を強いられた

コンデナスト社
クリストファー・レイノルズ氏

 メディア企業として、先駆的にデジタル化を進めてきたコンデナスト社。そんな彼らのデジタルシフト化はどのように進んできたのだろうか。

  「コンデナストが抱える各媒体のブランドはすでに確立されていたので、これまで組織、会社が構築してきたものをどうデジタル化していくかが課題だった。端的に言ってしまえば、100年の歴史を持つコンデナストは、タブレットが出てきたときに、大きな変化を会社として強いられた

 これまで活字の会社だったこともあり、インターネットはまったくわからない世界だった。ところがタブレットとなると、サイズが雑誌と同じくらいじゃないかということで、会社の中での関心が高まった。そこから、それに合わせてどのようなアプローチを取っていくか、という風に話が進んでいった」(クリストファー・レイノルズ氏)

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モバイルで商品レビューを見ながら店舗で買い物をする消費者

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2013/04/10 14:24 https://markezine.jp/article/detail/17435

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