Googleのウェブスパム・チームのリーダーであるマット・カッツ氏のブログによると、Googleは次世代のペンギン・ウェブスパム・アルゴリズム(Penguin 2.0)のロールアウトを5月22日の午後に開始し、すでに終了したという。そして、影響を受けるのは米国内のクエリー(English - US)の2.3%で、よく使うユーザーが気付く程度だとコメントしている( 影響の範囲は言語によって異なる)。
「ペンギン・アップデート」と呼ばれるこの作業は、ユーザーにより良い検索を提供するために、ウェブスパムを排除する目的で実施される。アップデートというとき、Googleではアルゴリズムのアップデート、データリフレッシュ、インデックスのアップデートがある。カッツ氏は、ペンギンに関するローンチはこれで4回目だが、データリフレッシュではなく、アルゴリズムのアップデートであることから、社内では「Penguin 2.0」と呼んでいると説明している。
ペンギン・アップデートが実施されたあと、どのような変化があるか、SEO担当者だけでなく、多くの関係者が注目している。
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