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売上につながる!B2Bリードジェネレーション講座

ホワイトスペースを探せ!リードジェネレーションにおけるマーケティングデータベースを考える


マーケティングデータベースの構築方法

 マーケティングデータベースには、潜在顧客および既存顧客の情報を保存します。一般的には、次のような項目が考えられます。

  • 業種
  • 業態
  • 従業員数
  • 本社所在地
  • 売上高
  • 経常利益
  • 会計年度
  • 自社製品の購入金額
  • 担当部署名
  • 担当者
  • 電話番号
  • メールアドレス

 既存顧客については可能ですが、問題は潜在顧客の情報獲得です。自社が知り得ていない、潜在顧客の情報を誰が持っていると言えば、メディアか競合他社です。競合他社からリストを得るわけにはいかないので、メディアから得ることになります。ちなみに、自社顧客であっても、情報の鮮度が古過ぎてる休眠顧客も、自社が知り得ていないと同等だと考えることも可能です。

 メディアは、マスメディアとソーシャルメディアがあります。一定量の潜在顧客情報を所有しているのは、やはりマスメディアです。みなさんも、マスメディアからのニュースメールを受け取ることは多いと思います。 どのようなメディアを選択するかは、自社が獲得したいリード対象者がよく触れているであろうメディアを選ぶことです。対象メディアの選び方は、既存顧客を分析してみることです。つまり、既存顧客の行動特性は潜在顧客に対しても通じるからです。

 また、企業リストを保有し、提供している第三者機関もあります。このような企業から潜在顧客のリストを購入することも検討します。もちろん、購入するリストは闇雲に選ぶのではなく、既存顧客の特性や、これから販売する製品の特性にあったリストを選ぶべきです。

 先述のとおり、リードジェネレーションはマーケティング活動のなかのプロモーションに位置しています。どのような製品を、どういう価値として、どのような顧客に対して、競合他社との差別化要因を作り、ポジショニングを明確にする、というようなマーケティング活動がしっかり行なわれていることが前提となります。

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この記事の著者

寺澤 慎祐(テラザワ シンスケ)

株式会社アイトップ 代表取締役 兼 株式会社メジャース マネージャー

IT系商社、英国IXI社、米国SCO社、日本のベンチャー企業、サン・マイクロシステムズにおいてソフトウェア製品やITサービスのマーケティング、事業企画に携わる。現在は、企業のマーケティング顧問や分析指向マーケティング、ITマネジメント...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/04/28 12:09 https://markezine.jp/article/detail/18319

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