アイ・エム・ジェイは、「シニア世代のスマートフォン利用に関する実態調査」を実施した。
モバイル端末市場全体では、スマートフォン利用者が増加するなか、携帯電話やパソコンにほとんど触れずに生活しているシニア世代(60歳以上)がいる。その一方で、アクティブシニアと呼ばれるデジタル家電やスマートフォンを積極的に利用するシニア世代も存在している。
本調査から、シニア世代における現在のスマートフォン保有率は60代で21.9%、70代以上で14.1%であることが明らかになった。また、スマートフォン保有者の半数以上が「満足・やや満足」と答えており、スマートフォンに満足している人の57%はiPhoneユーザーであった。
そして、スマートフォンを「使いこなせていない」人の77%が、スマートフォンの利用時間は1日30分以下であった。さらに、スマートフォンを1年以上利用していても、直近1年間にアプリをダウンロードしていない人は22%にのぼった。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象:60~84歳の男女(調査会社が保有する調査パネル)
有効回答:(予備調査)5,250サンプル(本調査)772サンプル
調査日時:2013年8月23~27日
対象者条件:現在スマートフォンを保有している人に対し、本調査実施
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