シンメトリックは、Web制作会社向けに、スマートフォンサイトの基本となるHTMLコーディング一式をPCサイトから一括変換して、安価かつ短期で納品するサービス「スマホ変換工場」を開始した。
これまで、アクセスが多く予算も確保できる上層ページと異なり、個々のアクセスは少なく大量に存在する下層ページへのスマートフォン対応は費用対効果の面から対応が困難であった。
「スマホ変換工場」では、下層ページのデザインがパターン分類できることが多い特性を活かし、同社が開発・販売するPCスマホ変換製品「ジーンコード」の技術を応用し、過去に蓄積されたPCページのHTML5への変換を実現した。出力されるHTML5にはclassなどの属性をWeb制作会社指定の通りに入れることができ、後から外部CSSやJavaScript等を使って自由にデザインコントロールをすることができる。
Web制作会社は、スマホ変換工場から納品された変換済みのHTMLに対して、CSSによる全体調整や一部ページに関する個別対応をするだけで、大量の下層ページを高品質で統一感のあるユーザビリティを施したスマートフォンページに仕上げ、クライアントに提供することができる。同サービスを活用することで、上層ページだけでなく、下層ページを含めたサイト全体のスマートフォン対応を効率的に行うことができる。
【関連記事】
・GMOサーチテリア、スマホアプリ向けにインタースティシャル広告を提供開始
・アイモバイル「i-mobile for SP」、スマホアプリ向けインタースティシャル広告提供開始
・サイバーエージェント、「スマホアドフォーマット研究所」設立
・スウェーデンのCint、韓国・タイのスマホ関連2社と提携して調査パネル拡大
・スマホやタブレットでレジ業務が行える無料POSレジアプリ「Airレジ」リリース