CVRが低い時は、「タイトル」「説明文」のA/Bテストをやってみよう
クリエイティブの3つの要素「画像」「タイトル」「説明文」のA/Bテストを行うにあたり、「画像」に続いてテストすべき順番は「タイトル」→「説明文」です。この2つはテキストのみの要素ですが、CVRに影響を与えるというデータが弊社の事例では出ています。
CTRが上がらない場合には「画像」のテストを行う必要がありますが、CVRが低いという場合は「タイトル」あるいは「説明文」のテストをおすすめしています。もちろんCVRはクリエイティブのみに依存するわけではないので、LP内容などの要素も含めて改善を図っていく必要はあります。
「タイトル」により具体的なメリットを書き、ユーザーの購入意思を高める
「タイトル」のテストを行う際、「画像」と「説明文」は固定して行います。
まずは、サンプルを見ていきましょう。とあるCDセットの販売に関して、5パターンの「タイトル」のテストをしました。
(1)○周年CDセット
(2)○周年CDセット【期間限定】
(3)○周年CDセット【限定販売】
(4)○周年CDセット【●月●日20時まで期間限定販売】
(5)※注:数に限りがあります。売り切れご容赦ください
この時、CTRは5パターンともほとんど変わらない結果でしたが、CVRに違いが出ました。結果は、CVRの高い順番で(4)>(3)>(2)>(1)>(5)という結果となりました。特に(5)に関してはCVが0件という結果となりました。
この結果から推察すると、重要なことは、ユーザーにとって、なぜ「今」アクションしなければならないのかという理由が明確であるということです。結果が最も良かった(4)に関しては、このお試しセットの販売において「いつまで」という期日が明確に書かれており、広告の閲覧時点で「今、購入しなければ」という高い購入意思を持ってサイトへ遷移していると言えるでしょう。
また面白いのは、(2)と(3)で比較すると、(3)の方がCVRは高いということです。違いは【期間限定】と【限定販売】という部分のみです。「販売」であることを伝え、ユーザーの購入意思をより高めた状態でサイトへ訪問した方がCVRは高いということがわかります。
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