ニュートラルな立場にないツールは正確な判断ができない
言いかえれば、Google AnalyticsはGoogleの広告売上を補完するためのツールという側面があるため、広告出稿を止めた方がいいとは、言えない立場にあるということだ。「費用対効果の改善」は企業にとって必須であり、一番の理想は「広告費が“ゼロ”」になることだ。広告を出稿するという前提にたった分析だけでは、本当の意味での「費用対効果の改善」とはならないということだろう。
「監視」ではなく「活用」が求められているところで、無料のアクセス解析を使っているが、どう活用していいかわからないといった声も多い。「当然、無料ツールの場合でもPVやコンバージョンを測ることはできるが、データの活用方法は誰も教えてはくれない。つまり、データを『監視』しているだけでは意味がなく、そのデータを『改善』につなげることが重要。そういった意味では、我々は経験のあるプロのコンサルタントがフォローしている。その部分は無料ツールとの大きな違いです」(猪塚氏)。
つまり、「宝のもちぐされ」では意味がないということだ。
プロによるプロのためのツール
また「プロにはプロのためのツールがある」と猪塚氏は主張する。同社製品であるVisionalist (ビジョナリスト)は「基本統計」「ユーザ特性」「行動履歴」「広告分析」「検索ワード」「詳細分析」といった多彩な分析機能を兼ねそろえ、問題点を即座に把握・分析することが可能。クリックストリームを追いかけることでユーザーを徹底的に追跡することができる上、特定の行動をとったユーザーを探し出す絞込み検索などもできる、まさにプロ向きのツール(図1)。

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