DACは、統合プラットフォーム「FlexOne」において、スマートデバイス広告の収益最大化を目的とした次世代アドサーバ「FlexOne STINGRAY」の提供を開始した。同サーバは、動画広告の規格VASTやスマートデバイスのリッチメディア規格MRAIDに対応。また、ネイティブアドの広告フォーマットにも対応している。さらに、アドネットワーク/SSP配信を制御するメディエーション機能を有し、在庫トレンドの可視化、配信調整機能も持つ。
近年、スマートフォンによる動画視聴経験が8割を超えるなど、動画コンテンツの需要が高まっている。あわせて、媒体社からのスマートデバイスにおける動画広告やネイティブアドなどの需要も高まりつつある。また、運用型広告が急成長し、様々なビジネスモデルが出てきたことで、媒体社の収益構造は複雑化してきた。このような背景を受け、同社は「FlexOne STINGRAY」のサービス開始に至った。今後は、国内の媒体社へ展開するとともに、ASEANを中心に海外の媒体社に対しても導入を進める予定。また、同社系列のSSPやDMPとの連携により、ビッグデータを活用したプログラマティック・セリングにも対応してゆく。
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