LINEと静岡大学は、「小中学生向け情報モラル教材」の配布を開始した。同教材は本年4月から共同で開発されたもの。議題に関して、5枚セットのカードを使いながらディスカッションするなど、子どもたち自らインターネットとの上手な付き合い方や適切なコミュニケーション方法を考える機会を創出する内容となっている。
LINEは、近年のインターネットやスマートフォンの急速な普及の中で、若年層のトラブルが増えている背景を踏まえ、インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を目的に、本年4月より静岡大学教育学部学校教育講座講師 塩田真吾氏を研究代表者として小中学生向け情報モラル教材の共同開発を行ってきた。実際に小中学校でテスト授業を行い、教職員から一定の評価が得られたことから、この度、教材をパッケージ化。希望する学校を対象に配布するに至った。
【関連記事】
・武雄市×DeNA×東洋大学、小学校1年生向けに2014年10月よりプログラミング教育を導入
・小学校高学年の4割弱がスマホを所有【未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査】
・DeNA、通信教育アプリの学習への影響検証へ~東京都公立小学校等で実施
・ホットリンク、Twitter/2ちゃんねるに特化した炎上検知サービスリリース
・高校生が最もよく使うサービスはLINE、中学生はYouTube