モバイルファクトリーは、3D仮想空間「セカンドライフ」で使用する仮想通貨「リンデンドル」を、現実世界の販促ツールとして利用できる「バーチャルマネーインセンティブ」を開始した。第一弾としてパルコ・シティのECサイトのクリスマスキャンペーンで、11月下旬から会員登録した人を対象に配布する。
「バーチャルマネー」を受け取ったユーザーは、セカンドライフにおける仮想通貨リンデンドルに交換するために、まずセカンドライフ内に設置したATMに行き、機械をクリック。立ち上がった画面で、バーチャルマネーに記入してあるID番号を入力すると、仮想通貨リンデンドルへの換金が完了する。ただし、現在リンデンドルと交換できる通貨は、米ドルのみ。
モバイルファクトリーは、バーチャルマネーをノベルティや紙媒体に印刷して配布することにより、販売促進やクチコミにつなげ、セカンドライフ施設への集客と現実世界での集客が可能になるとしている。