マイクロアドデジタルサイネージは、2014年9月より、デジタルサイネージ広告をネットワーク経由で統合管理するサービス「MONOLITHS(モノリス)」を通じて、SBクリエイティブが都市圏の商業施設に展開するデジタルサイネージへの広告配信を開始した。
「MONOLITHS」とは、デジタルサイネージディスプレイへ広告配信する際の一連の作業を単一インターフェースから統合的に管理するアドネットワークサービス。2013年8月1日のMADS設立後、約1年で配信対象が国内10,000ディスプレイを突破し、推定延べ4,500万人にリーチすることが可能に。インターネットのディスプレイ広告に匹敵するリーチ規模のアドネットワークに成長している。
一方で、SBクリエイティブは、東京・横浜・名古屋・大阪・福岡などの都市圏を中心に各ロケーションオーナーと協力して商業施設などにおいて、タッチパネル式のデジタルサイネージシステムを活用したコンテンツの企画制作・配信サービスを提供している。
このたびのサービス連携により、広告主は「MONOLITHS」の広告管理機能を利用して、福岡三越や岩田屋といった福岡天神地区を中心とした13か所、横浜地区4か所の商業施設などに設置された82面のデジタルサイネージへ広告配信が可能に。さらに今後は、大都市圏に加え、中京地区や静岡地区といった地方都市圏への広告配信も実現していく。
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