日本オラクルは23日、顧客に最適化された広告キャンペーンを行うためのクラウド型データ・マネジメント・プラットフォーム「Oracle Data Management Platform(旧BlueKai Data Management Platform)」と、クラウド型マーケティング・オートメーション・プラットフォームである「Oracle Eloqua Marketing Cloud Service」の統合を発表した。
「Oracle Data Management Platform」と「Oracle Eloqua Marketing Cloud Service」を統合することで、マーケティング担当者によるターゲティングの精度を高め、より効果の高いマーケティング・プログラムを構築。横断的に複数チャネルを活用したターゲティングによって、顧客獲得や囲い込み、クロスセルおよびアップセルを促進し、キャンペーンに対する顧客の反応や顧客接点のレベルをより正確に把握する。
「Oracle Eloqua Marketing Cloud Service」から生成された顧客の行動データを匿名化した上で「Oracle Data Management Platform」に移行し、検索、表示、サイトの最適化、およびモバイル広告で顧客のリターゲティングのために使用できる。また、「Oracle Data Management Platform」では40万以上の属性データ項目で、現時点で7億件以上の匿名の顧客プロファイルを検索してターゲティングすることもできる。
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