SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

ECzineピックアップ

年30%の成長を見せるキャリア決済、ECサイト導入3つのメリット 海外展開に対応したサービスも


 現状、インターネットの決済手段で多く利用されている決済手段はクレジットカードですが、今後は携帯キャリア決済を導入するネットショップの増加が見込まれます。

ネットショッピングスマホ決済、月平均7,500円と急伸

 スマートフォンに対応した携帯キャリア決済としては、NTTドコモが「ドコモ ケータイ払い」、KDDIが「auかんたん決済」、ソフトバンクモバイルが「ソフトバンクまとめて支払い」を提供しています。

 いずれの決済手段もPC、タブレット、スマートフォンに対応。利用者は、各キャリアに登録のID、パスワードや暗証番号を入力するだけで簡単に支払いが可能です。

 例えば、通勤時の電車のなかでクレジットカードを出して決済するのはためらいがあると思いますが、携帯キャリア決済を利用すれば、移動中でも、いつでも購入したいときに簡単で安心なショッピングが楽しめます。

 現状、ネットショッピングの平均利用金額は約5,000円で、利用者の約10%が1万円以上の購入を行っています。一方、電通の調査によると、スマートフォンの平均月額利用料金は7,500円弱と言われています。

物販に対応 月の利用限度額は10万円のキャリアも

 携帯キャリア決済は当初、デジタルコンテンツの利用者を中心にサービスが行われていました。価格も数百円から数千円と、小さい金額が中心でしたが、最近では物販など、さまざまなサイトに導入されるようになっています。今後もその傾向は強まると予想されます。

 また、「Yahoo!ショッピング」や「DeNAショッピング」などのモールでも携帯キャリア決済が利用できるようになったため、消費者の認知は高まっています。

 キャリアでも月の利用上限金額を従来よりもアップすることで、利便性向上に力を入れています。例えば、利用年数などにより、ソフトバンクモバイルは10万円、NTTドコモとKDDIは5万円まで上限を増やすことが可能です。(続きはECzineで

3キャリアの携帯キャリア決済の概要
キャリア docomo KDDI SoftBank
名称 ドコモ ケータイ払い auかんたん決済 ソフトバンク
まとめて支払い
月の利用限度額 最大50,000円
(都度・継続課金に対応)
最大50,000円
(都度・継続課金に対応)
最大100,000円
(都度・継続課金に対応)
対応商材 物販
デジタルコンテンツ
物販
デジタルコンテンツ
物販
デジタルコンテンツ
債権買取 あり あり あり
(ないタイプもある)

【関連記事】
買い手と売り手から見た「楽天市場」と「Amazon.co.jp」の違いとは?
Yahoo!ショッピングに出店すべきか 儲けとスマホ対応から考える
主要3モールに出店したら知っておきたい DeNA、Qoo10、YAMADA、ポンパレモールはここが違う!
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
ECzineピックアップ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

TIプランニング代表取締役 池谷 貴(イケタニ タカシ)

編集などの仕事を経て、カード業界誌の版元において、雑誌編集、プランニング、セミナー、展示会などの運営に携わる。電子決済、PCI DSS/カードセキュリティ、ICカード、ICタグなどのガイドブック制作を統括。2009年11月にマーケティング、カード・電子決済、IT・通信サービスなどのコンサルティング、調査レポート・書籍の発行、セミナー運営、ポータルサイト「payment navi(ペイメントナビ)」「PAYMENT WORLD(ペイメントワールド)」などのサービスを手掛けるTIプランニングを設立した。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/10/29 11:14 https://markezine.jp/article/detail/21227

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング