Tableauでダッシュボードを作ろう
本コラム第1回は、TableauからAPIを介してGoogleアナリティクスに直接接続し、データをTableauに取り込むまでを解説しました。
今回(第2回)、および次回(第3回)は、Googleアナリティクスのデータに基づいた自社ECサイトのダッシュボードを作成する課題を通じて、Tableauの基本操作を解説します。ダッシュボードの目的とは、サイトの状況を把握することにありますので、要件として以下を満たす必要があります。
- 一瞥でサイトの状況が分かるようシンプルであること
- 異常値があれば、深堀りして分析できるようなアラートとなること
- 作成するのにあまり工数がかからないこと
読者の皆さんの中にも、上記のようなダッシュボードを「定期レポート」として作成されている方も多いと思います。以下が、「リラックスアフタヌーン社」という架空のコーヒー紅茶専門ECサイトの7月13日週の週次ダッシュボードの一例です。データも架空のものです。
以下の指標やトレンドが一瞥できるのが確認できます。(続きはECzineで)
- サイトの全体指標の詳細
- 直近5週間のメディア別訪問数(エリアグラフ)とコンバージョン率(折れ線グラフ)
- 直近5週間の新規リピーター別訪問数(エリアグラフ)とコンバージョン率(折れ線グラフ)
- 直近5週間のデバイス別訪問数(エリアグラフ)とコンバージョン率(折れ線グラフ)
- 直近3週間の訪問数(横軸)、コンバージョン率(縦軸)、売上(円の大きさ)の散布図
- 7/13週の自然検索キーワード訪問数Top10
- 7/13週のリスティング広告キーワード訪問数Top5
- 7/13週の商品別売上数量と商品の収益
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