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総社員数約9,000名のグローリーから学ぶ、社内コミュニケーション活性化を促す動画活用に求める条件

投資対効果に見合うプラットフォームを選定したい

こうした点から、有料サービスの動画配信プラットフォームの検討に入ったが、社内の承認を得るには投資対効果に見合ったプラットフォームでなければならない。当然、導入コストとランニングコストを含めてのトータルな意味での投資対効果だ。また、選定基準としては先にも挙げた「コンテンツの制御」「信頼性の高いセキュリティ」という条件は絶対に外せない。そして、日々の運用において重要な「使い勝手のよさ」や困った時に頼りになるサポートの手厚さなど、機能面だけではないトータルで質の高いエンタープライズ用途を対象にしたサービスを望んでいた。

 こうした点から、有料サービスの動画配信プラットフォームの検討に入ったが、社内の承認を得るには投資対効果に見合ったプラットフォームでなければならない。当然、導入コストとランニングコストを含めてのトータルな意味での投資対効果だ。

 また、選定基準としては先にも挙げた「コンテンツの制御」「信頼性の高いセキュリティ」という条件は絶対に外せない。そして、日々の運用において重要な「使い勝手のよさ」や困った時に頼りになるサポートの手厚さなど、機能面だけではないトータルで質の高いエンタープライズ用途を対象にしたサービスを望んでいた。

 そのような観点から動画配信プラットフォームの選定に当たる中、西川氏は偶然Jストリームが開催した動画活用セミナーに参加し、Jストリームの担当者と直接話をする機会を得た。

 当初、Jストリームからもらった提案は、機能は豊富にあったものの、予算的に厳しかったが、2012年にJ-Stream Equipmediaがリリースされると導入に踏み切った。月額固定でやりたいと思っていたことのすべてが実現できると感じたからだ。

必要条件である工数削減/セキュリティ向上を実現

 社内報動画の企画・制作にあたっているグローリー 総務本部 広報部 広報グループ スタッフ高松恵大氏は「課題となっていた工数削減・セキュリティ向上という目的は達成されたと思います」と導入後の感想を述べる。

工数削減

 現在、社内報動画は月に1本のペースで制作されている。以前はこの動画ファイルを拠点数だけDVDで配送していたが、今はファイルをアップすればそのままイントラネットで視聴できるようになった。

 また、拠点側でも半期に一度、DVDを広報部に返却するという決まりがあり、この工数も無視できないものになっていたそうだ。半期に一度なので、DVDの紛失や返却漏れの可能性もある。一方、広報でも100か所以上の拠点から返却があったDVDをすべてチェックしていたため、運用に工数がかかっていたがその課題が解決されたわけだ。

セキュリティ向上

 グローリーでは、より強固なセキュリティ環境で動画を再生するためドメイン制限を行っている。その理由の一つは取引先との信頼関係を保持するためだ。「J-Stream Equipmediaはこうした厳しいセキュリティ要件にも対応可能です」(高松氏)。

動画を活用した社内コミュニケーションの成功事例と実現方法をご紹介

 Enterprise Video Communications セミナー

  • 【日時】2月4日(水) 15:00~17:45(受付開始 14:30)
  • 【場所】ベルサール八重洲  お申し込みはコチラ

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/01/27 11:00 https://markezine.jp/article/detail/21594

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