最近、外に出て体を動かしたのはいつですか? カナダでは、「外に出て遊ぼう」というメッセージをユニークな表現で伝えています。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。
キャンペーン概要
時期:2015年
国名:カナダ
団体名:ParticipACTION
業種:非営利団体
“追いやられてる感”がハンパないです
今回は、国民の健康的で活力のある生活を推進するカナダの団体「ParticipACTION」が実施したユニークなTV-CMをご紹介します。
CMは広場でホッケーに興じる子供たちの姿から始まります。

すると、右端から真っ黒のスペースが徐々に増えていき、彼らが遊べるスペースがどんどん狭くなっていきます。

ついには画面の大半を黒いスペースが占める状態に……。画面の端に追いやられてしまい、子どもたちはどうしたものか、と佇むしかありません。

そして、このメッセージ。

Screen time is taking away from play time. Make room for play.
(テレビゲーム機・スマホなどのディスプレイを見ている時間が、外で健康的に遊ぶ時間を奪い去っています。外で遊ぶ時間を確保しましょう。)
画面に徐々に広がっていく真っ黒のスペースを、子供たちが“デジタル端末のディスプレイを見ている時間”に見立て、狭まっていく『遊んでいる空間・場所』を『遊んでいる時間』に置き換えることにより、直感的にメッセージを訴求しています。
そして、このCMは次のメッセージで終ります。

Don’t visit our website.
(私たちのWebサイトには来ないでください。)
PCやスマホの画面でWebサイトを見ている時間があったら、外に出て体を動かしましょうよ”というニュアンスでしょうか。よくある「続きはWebで!」・「詳しくはWebで!」といった“Webサイトへの誘導まで狙ったCM”を引き合いに出した、ウィットに富んだメッセージです。
徐々に広がっていく真っ黒のスペースを見せ、視聴者にまず「何が起こっているんだろう?」と思わせることにより、訴求したいメッセージが浸透しやすい状態を生み出したユニークなCMでした。
動画はこちら
参考サイト
先週の紹介キャンペーン
公開1ヶ月弱で2200万再生!コカ・コーラがスマホ依存の現代人へ捧げる、人生を楽しむためのヒント
記事転載元:AdGang
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