自分の仕事以外でも、話題になっているコンテンツの評価をみる
自分の仕事と同じように、自分が関わっていないコンテンツでタイムラインを賑わしているコンテンツは、同じようにチェックしています。炎上コンテンツも、もちろんチェックします。
なぜなら、先ほどの批判意見のケースと一緒で、自分が企画する際の炎上リスクを減らすためです。
このように、日々できるだけ多くのコンテンツに触れるようにしています。その積み重ねが自分で企画する場合の基準になるのです。
ちなみに、Ads of the Worldというサイトで、海外の最新事例をチェックしていたりもします。

なぜそのコンテンツをいいと思うのか?【クリエイティブ因数分解】
さらに僕が日頃ライフワークとしてやってるのが、「クリエイティブ因数分解」というものです。
これは広告に限らず映画や音楽、自分が気になったコンテツすべてに適応されます。
自分が気になったコンテンツ、ましてや世界的に話題になり、沢山の人に拡がっていくコンテンツなんて、ごくわずかです。ただ、それらには、人の心を動かした何らかの理由があるはずなので、その要因を分析するようにしています。
因数分解のようにコンテンツの要素を分解してひとつひとつ分析するのです。
例えばそれが感動的なコンテンツである場合、「どの部分が感動を生んでいるのか」を探ります。ストーリーなのか? 構成なのか? 演者なのか? 音楽なのか?… はたまた、そのコンテツではなくそれを取り巻く環境がそうさせているのかもしれません。
受け手と同じようにコンテンツをただ消化してしまうと、いざ作り手の立場になった場合、その感動をどう創っていいか分からないものです。
よいお手本を沢山みて目利き力をつけ、自分の考えたコンテンツの中にちゃんと見いだせるかを判断する。
結局、地味な作業の積み重ねが、話題になるコンテンツなのかどうかを判断するひとつの基準になっているのだと思います。