NTTドコモは、高齢者向けの見守りソリューション「おらのタブレット」を全国の法人・地方自治体向けに6月1日より、提供を開始する。同ソリューションは、法人や自治体などが高齢者に日常の生活に関わる情報、および災害情報などをタブレット内のアプリケーションを用いて、分かりやすく提供できるもの。
これまで1人暮らし等の高齢者の安否確認は、自治体や医療従事者等が個別に行う訪問や連絡によるものが多かった。しかし移動が困難であったり、時間がかかるため、大きな負担となっていた。同ソリューションを利用することで、高齢者は、日々の血圧測定や歩数管理などの健康管理を自治体と連携しながら行うことが可能。また、自治体がメールで情報を配信した際に、開封通知を受け取る等、高齢者の健康状態や安否確認を簡便に把握できる。
なお、同ソリューションは、長野県大町市と天龍村の両自治体と住民が1年以上試作品を利用し、その意見を反映して、独自で開発された。例えば、メール機能はATMの操作画面のように、画面の案内に沿ってボタンやキーを押す仕様になっている。
【関連記事】
・ドコモがFacebookと連携強化~第一弾として、共有した楽曲をフィード上で試聴・購入可能に
・ドコモ、「Ponta」を運営のロイヤリティ マーケティングと業務提携~ポイントの相互交換が可能に
・ドコモとルネサンス、ヘルスケア事業で業務~ユーザーに合った運動・健康アドバイス提供へ
・ドコモ、スマホの電話番号を多様なIoT機器に切り替えるソフトを開発
・東急スポーツオアシスとドコモ、アプリとウェアラブルデバイス活用した健康サポートを共同展開