スマートフォンの普及が進み、簡単に出品し購入できるフリマアプリが続々登場している。中でも1,600万ダウンロードを突破し、日本最大規模へと成長しているのが、この7月にサービス開始2周年を迎えた「メルカリ」だ。メルカリではこのほど、パートナー企業であるCyberZの広告バナー分析ツール「CREATIVE BOX」を導入。スマホでの広告効果向上をどう実現するのか、現状の考えや手応えを聞いた。
1,600万DLの規模へ成長するフリマアプリ「メルカリ」
MZ:フリマアプリは3年ほど前から続々登場し、現状では主要なプレーヤーがいくつかに絞り込まれている状況かと思います。「メルカリ」は先日サービス開始2周年を迎えられ、1,600万ダウンロードとトップシェアを取られていますね。急成長の要因はどのような点にあるのでしょうか?
鋤柄:使いやすさなど仕組みの部分はもちろん注力していますが、ユーザー数の伸びについては、やはり昨年にスタートしたテレビCMが大きいと思います。昨年5月に第一弾を展開しましたが、その直前は200万ダウンロードだったので、一気に弾みがつきましたね(参考情報)。
株式会社CyberZ クリエイティブ局 局長 古田(こだ)新氏
MZ:現在はオンラインのスマートフォン広告とテレビCMと、どのような使い分けや予算配分をされているのですか?
鋤柄:年間予算だと、オンラインがほとんどです。テレビCMはキャンペーンの位置づけで昨年は年2回に絞っていました。CMと連動してオンライン広告の予算も増やしているので、その期間でもオンラインの予算の方が多いですね。プロモーションでは他に、リアルなイベントとして「メルカリフリマ」を行っています。こちらも年に2、3回実施しています。
MZ:基本的に、オンラインのプロモーションがメインだと。ちなみに鋤柄さんはこれら全般を見ているのですか?
鋤柄:そうですね、国内のプロモーション全般をみています。マスとデジタルで部署が違うと、プロモーションの連携も難しいと思いますが、その点では柔軟に対応できています。
スマホでのプロモーションはバナー広告が主流に
MZ:サービスのローンチ時から、CyberZさんをオンライン広告展開のパートナーの一社にされていると聞きました。オンライン広告の運用について、この2年での変化や課題はどのような部分だと感じられていますか?
鋤柄:ローンチ時からオンライン広告を続けていますが、そのほとんどがディスプレイ広告です。PCだとSEMは有効だと思いますが、スマホだとやはりディスプレイをどれだけ攻略するかがカギになりますね。当社でもSEMの割合は決して多くはないです。例えば、テレビCMを展開していて検索流入が見込める月でも10~15%くらいです。
MZ:なるほど。CyberZさんから見て、市場の状況はいかがでしょうか?
古田:弊社調べのスマホ広告市場は、2015年で約4,000億円まで伸びる予測となっています。このうちソーシャルメディアを含むディスプレイ広告が2,200億円で、約半数を占めていますね。鋤柄さんが言われたように、「PCはリスティング広告、スマホならディスプレイ広告」という状況になっています。
特にインストールを目的とするアプリのプロモーションの場合、ディスプレイ広告、つまりバナーからAppStoreまたはGoogle Playへ誘導するのが主流です。
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高島 知子(タカシマ トモコ)
フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。
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