サイバーエージェントは、クリエイティブに関するすべての情報をクライアントごとに蓄積・一元管理を行うプラットフォーム「Haro(ハロ)」を開発した。インターネット広告事業で請け負う企業のインターネットプロモーションにおいて導入し、より高速で高品質なクリエイティブの提供による広告効果の最大化を追求していく。
近年、運用型広告がインターネット広告市場の成長を牽引しており、2014年の運用型広告市場は前年比24%増と成長している。同社においても、運用型広告売上高は右肩上がりで拡大しており、2015年4月~6月の3か月間の運用型広告売上高は224億円と、前年同四半期比33%増となった。運用型広告においては、大量のクリエイティブ制作とデータの解析・スピーディーな運用が求められており、広告効果を大きく左右する因子として、クリエイティブの重要度が増している。
このような背景から、クリエイティブ制作の効率化と運用スピードの向上を実現するため、クライアントごとに広告クリエイティブに関わる全てのやりとりを一元管理する「Haro」の開発・導入に至った。「Haro」の基幹システムには、クリエイターズマッチが提供するクリエイティブ制作の受発注者をつなぐ制作管理ツール「AdFlow(アドフロー)」を採用している。
【関連記事】
・勝ちクリエイティブ制作ノウハウを海外へ!クリエイターズマッチ「ADTest」、グローバル展開へ
・クリエイターズマッチ、ロゴデザイン等すべてのビジュアルブランディングを一新
・サイバーエージェント、伊藤忠商事と提携~デジタルギフトを配布する広告配信が可能に
・CyberZ、スマートフォン特化型広告バナー分析ツール「CREATIVE BOX」リリース
・ぐるなび、加盟飲食店向けにビッグデータをもとにした「行動ターゲティングバナー」を販売