アドビ システムズは9月15日、クロスチャネルキャンペーン管理ソリューション「Adobe Campaign」の国内市場での本格展開を開始した。同ソリューションはデジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」内の1つ。WebサイトやEメールなどのオンラインや、コールセンターやDMなどのオフラインを含めたオムニチャネルでのマーケティングを自動化する。これにより効率的な顧客とのOne to Oneコミュニケーションを実現できる。
同ソリューションは2014年のリリース以降、グローバルで600社以上の企業に導入されており、今回の展開に合わせ全日本空輸が先行利用を開始している。また日本市場のニーズに対応するため、今後国内通信事業者各社の携帯メールやSNSなど日本特有のチャネルへの対応や、機能紹介を日本語で行うクラスルームトレーニングの提供を進めていく予定だ。
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