クラウドワークスはクラウドワーキングだけではなく転職・就業をトータルで支援することを決定し、その第一弾として女性向け人材紹介サービス「ウーマンワークス」を開始した。クラウドワークスに登録する20~30代の女性を対象とし、転職支援・時短勤務・クラウドワーキングなど複数の手段で女性のキャリア・デザインをサポートする。
高まる女性の復職希望ニーズ
クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」の会員数は73万人を超え(2015年10月現在)、ユーザーの中心は20代から30代のいわゆる子育て世代だ。子育てや介護などのライフイベントを理由にクラウドワーキングをしているユーザーの中には、復職を希望するニーズも高まってきている。
こうした中、クラウドワークスではユーザーの声に応えるため人材紹介事業に参入し、転職・就業をトータルで支援することを決定。女性向け人材紹介サービス「ウーマンワークス」を開始した。
「ウーマンワークス」では、働き方の多様性を求める女性や、結婚・出産・子育てなどのライフイベントを経験した女性の就業・転職支援を行う。
クラウドソーシング事業との連携で女性のキャリアをトータルサポート
従来の転職支援サービスは、企業での就業経験が採用評価の対象となるが、「ウーマンワークス」ではクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」との連携により、クラウドワーキングの実績を将来的に就職希望先の企業へのアピール材料として活用できるようになる。
ライフステージに合わせた求人情報の提供とキャリアサポートを展開し、多様な働き方を求める女性に向けて、様々なキャリアデザインの解決策を提示していく。
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