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MarkeZine Day 2015 Autumn(AD)

「Oracle Marketing Cloud」が実現するシームレスなマーケティング基盤とは

 データベース領域に実績のあるオラクルは、近年マーケティング関連企業のM&Aを戦略的に展開し、マーケティング基盤「Oracle Marketing Cloud」を構築。現在、グローバルで3,000人規模の専門チームを組織して、企業のマーケティング支援に注力している。10月14日に開催されたMarkeZine Day 2015 Autumnでは、日本オラクルの福田晃仁氏により、BlueKai、Responsys、Eloquaの3製品の概要と連携が紹介された。

マーケティング支援でもNo.1を目指すオラクル

 今回の講演タイトルに冠された「Oracle Marketing Cloud」とは、グローバルですでに2,800社以上が導入しているクラウド型マーケティングプラットフォームだ。このプラットフォームの導入促進、また運用サポートのために、オラクルはグローバルで組織する3,000人規模の専門チームを有している。

 同社は近年、マーケティング関連ソリューションの充実に力を入れている。日本オラクルのオラクルマーケティングクラウド本部にてプリンシパルソリューションコンサルタントを務める福田晃仁氏は、現在の事業と体制について「データベース市場のトップベンダーである実績をもって、当社は5年ほど前に企業のビジネスをマーケティング領域でも支援していくことを掲げました。同領域でもNo.1を目指し、2011年ごろから戦略的にマーケティング関連企業のM&Aを行ってきました」と語る。

日本オラクル株式会社 オラクルマーケティングクラウド本部
プリンシパルソリューションコンサルタント 福田 晃仁氏

 現在Oracle Marketing Cloudの主軸となっているソリューションは、2012年から昨年にかけて買収、続々とリリースしている。日本でも、2012年5月にOracle Marketing Cloudをリリースしたのを皮切りに、同年末にBtoBのマーケティングオートメーション(以下、MA)ツールの「Eloqua(エロクア)」、2013年末にBtoCのMAツールである「Responsys(レスポンシス)」、そして昨年2月にDMPの「BlueKai(ブルーカイ)」をリリースした。

シームレスな連携によって一貫した顧客体験を提供

 この4ソリューションを束ねて、企業の統合マーケティング基盤となり得るOracle Marketing Cloudが構成される。この8月には、コンテンツ最適化エンジンの「Maxymiser(マキシマイザー)」が加わり、さらに進化している。

 Oracle Marketing Cloudの全体像は、次の通りだ。中心に位置するのが、DMPのBlueKai。周辺に、ソーシャルマーケティングとコンテンツマーケティング、そしてBtoB、BtoC両方の領域のクロスチャネルマーケティングのソリューションがそれぞれ配置される。「これらは単に機能を集めたのではなく、中心に据えたBlueKaiによって各ソリューションが有機的に結びつけられ、スムーズに連携できる構造になっています。どのようなテーマでもシームレスに、一貫した顧客体験を生み出せるマーケティング基盤です」。

 ここからは、すでに日本企業にも多く活用されているBlueKai、Responsys、Eloquaについて概要と活用方法が紹介された。これらは現状、日本での主軸3製品となっているという。

 まず、正式名称を「Oracle DMP」としてリリースしているBlueKaiについて、福田氏は大きく次の3つの特徴を挙げる。

  1. さまざまなデータを保持する中立的プラットフォーマーであり、世界最大のデータマーケットプレイス
  2. データの粒度が細かく精度の高いターゲティングが可能
  3. 膨大なデータの整理ノウハウ

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圧倒的な量のオーディエンスプロファイルを活用できるBlueKai

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/11/18 10:38 https://markezine.jp/article/detail/23317

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