数多くの動画配信システムの構築経験を持つKLab株式会社 代表取締役社長 真田哲弥氏が、近年における携帯向け動画の技術およびサービスの動向を分析した(この記事はmobidec2007のセッションレポート記事です)。
成熟期の兆候が見えつつある「日本の携帯動画市場」
日本市場における携帯向け動画の技術動向には、4つの傾向が見られるという。1つは10MBiモーションに代表される「配信の長尺化」、2つめに視聴する側の尺制限の撤廃、3つめに「ニコニコ動画」にも見られる「Flash Liteの活用」、そして最後にWindowsMediaVideoの登場により「フルブラウザ環境で配信」が可能になったことが挙げられる。
おそらくこうした技術革新は停滞することなく、配信・受信ともに多様化し、進歩していくことが予想される。
そうした技術動向とともにユーザーの意識がどのように変化しているか、KLabでユーザーを対象に行われたアンケート調査の結果が一部紹介された。その動向として、「勝手サイト」のユーザーの9割が「携帯で動画を見たことがあり」、そのほとんどが無料での閲覧。さらに、移動時ではなく「寝る前」や「家で」ゆったり見る傾向にあった。
そして、携帯向け動画サービスの状況について、真田氏は「公式サイトでは新規サイトが半月ごとに加入され、特定ジャンルに特化したサイトが増えつつある。ポイント制または定額の有料課金制で従来より長尺のものが増えてきた」と分析し、その他のサイトについても動画をツールとして活用するサイトが増加しつつあると語った。
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伊藤 真美(イトウマミ)
フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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