問題点を把握してページを修正する
お客様が離れてしまっているページを見つけたら、何が原因なのかを考えましょう。主に以下のような原因が考えられると思います。
・お客様の探している情報がない
・情報を探しづらい
・入力にストレスがかかる
これらの点に注意してページを変更していきましょう。
お客様の探している情報がない
皆さんも、ページを開いたものの探している情報がなくて他のサイトに移ってしまうことがあると思います。お客様が探している情報を提供できていないために、お客様がサイトから離れていってしまうことはありがちな問題点です。
いろいろと実験をしてみて、どのようにすれば次のステップにお客様が進んでくれるようになるのかを検証していきましょう。以下のように、お客様の求めている情報を提供できているかどうか、考えてみることが大切です。
・訴求するべきポイントをしっかりとアピールできていますか?
・商品説明が自分の言葉でわかりやすくまとめられていますか?
・関連商品や関連した情報のページへのリンクを掲載していますか?
情報を探しづらい
お客様にとってわかりやすいサイトになっているでしょうか。サイトを作っている本人は意外と気づかないものです。入力フォームやボタンがたくさん並んでいると、いったいどうすれば次のページにいけるのか、どこに何を入力すればいいのかなどといった基本的なことがわからなくなることがあります。情報が多すぎてごちゃごちゃしているサイトだと、探すのが面倒になって他のサイトに移ってしまいます。
Markezineの読者の皆さんは比較的インターネットを使い慣れているでしょうから、多少情報が見つけづらくても問題なく探しだせると思います。しかし、普段あまりインターネットを使っていないお客様は、サイトをたくさん見ている方々にとっては当たり前のことでも難しく感じて、途中で諦めてしまう可能性があります。
インターネットで買い物をしたことがない、もしくはあまり買い物をしない友人、家族などにサイトを見てもらい、どこがわかりづらいかを教えてもらうといいと思います。
入力にストレスがかかる
離脱率が高いことが多いのは、購入前の入力フォームのページです。入力するべき項目数が多いと、お客様にストレスを与えてしまうので、必要最小限にとどめてください。入力や操作がわかりづらくないか、面倒なものでないかをチェックしましょう。例えば、入力ミスや必要事項の記入がなかった場合に、修正・入力するべき項目をお客様が簡単に認識できるか、ミスした後に入力したデータが消えずに残っているかなど、基本的な点を変更するだけでコンバージョンレートが変わります。
【注】
もしもドロップシッピングの場合は、基本的に入力フォームはもしも側で用意しています。自分でシステムを組んでいる方、他のドロップシッピングサービスプロバイダを利用している方はフォームを見直してみてください。