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イベントレポート(AD)

アイモバイルが新広告フォーマット「フルスクリーンAD」を発表、アプリの収益化をより強固にサポート

アイモバイル流、広告効果を上げる方法

アドプラットフォーム事業本部アドネットワーク事業部メディアグループ第二メディアグループリーダー廣瀬裕利氏
アドプラットフォーム事業本部
アドネットワーク事業部
メディアグループ第二メディアグループ
リーダー 廣瀬裕利氏

 次に、アドプラットフォーム事業本部アドネットワーク事業部メディアグループ第二メディアグループリーダーの廣瀬裕利氏によって行われたプレゼンテーション「ADNWと動画リワードハイブリッドマネタイズ! 数値で読み解く収益最大化」を紹介しよう。

 「“最近、枠によってはアドネットワークのCPMが下がってきた”と感じているかたは少なくないのでは?」と廣瀬氏は質問を投げかけた。実際に、枠次第でCPMが下がってきている傾向にあるという。一方で、広告効果さえ良ければ(=広告効果を上げれば)CPMは上げられるという。

 だが、一体どうすれば広告効果は上げられるのだろうか?

 アイモバイルの「i-mobile for SP」には、これまで通常バナー・ビッグバナー・レクタングル・テキストポップアップ・インタースティシャル・ネイティブといった9種類の広告フォーマットがあった(フルスクリーンADが加わり、10種類となった)。

 アイモバイルではCPC課金を採用しているため、広告効果の良し悪しによって、CPCが変動する。つまり、CVRが良ければ良いほど、クリック単価が上がっていく仕様になっており、理論上最高1クリック500円まで上がる設定になっているという。

 廣瀬氏は、「特に、タイミングが選べるインタースティシャル広告と、カスタマイズできるネイティブ広告は掲載方法が多彩。ですから、掲載方法を最適化することで、広告効果もCPMも大きく変わってきます」と語り、それぞれフォーマットについて、広告効果の良し悪しの比較データを公開した。

同じ広告フォーマットでもCPMには大きな差がでる

ネイティブ広告

 自由度が高いネイティブ広告のフォーマットでは、イメージ・タイトル・本文という3つのエッセンスを自由にカスタマイズすることができる。

 ここで2つの画像を比べてみよう。「テレビに見立てた画像付きのナジマセ掲載」のAと、「リストの1つが広告になっているテキストのみ」のB。どちらのCPMが高くなるだろうか?

 「答えはAです」と廣瀬氏。CTRはBの方が高くなったが、CVRで2%以上の差が開き、CPCにも反映された結果、最終的なCPMがAは67.6円に対し、Bは44円にとどまった。画像付きの方がユーザーの認識度が上がり、広告効果が上がりやすいことがわかる。

インタースティシャル広告

 同様にインタースティシャルについても2つのパターンで比較してみよう。ゲームの区切りである「ゲームオーバー時に掲載した」Aと、「プレイ中にいきなり広告を挟んで誤クリックを狙った」B。どちらのCPMが高くなるだろうか?

 答えはAだ。こちらはCPMが470円と262円となり、結果に圧倒的な差が見られた。理由はネイティブ広告と同様で、CVRがクリック単価に反映されるアイモバイルの仕様では、ユーザビリティを考慮した掲載の方が広告効果は上がり、CPMも上がるというわけだ。

 廣瀬氏は「CTRを上げてCPMを高めた方が初動の収益性が高くなるものの、2日を過ぎればCPMは逆転するため、長期的に見れば広告効果の良いアプリの方が、収益性が高くなります。掲載位置を工夫してCVRを高めることで、CPMの上昇につなげることができます」と語り、プレゼンを締めくくった。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2016/08/23 10:54 https://markezine.jp/article/detail/24762

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