エクスペリアンの手厚いサポートで、MAの成果をさらに高める
イベントを通して中嶋氏は、エクスペリアンが展開するグローバルな事例を、今後もさらに学びたいとした。
「海外事例をもっと知ることができる機会をもらえたら嬉しいですね。そして、今後のイベントでも実践的なケーススタディ中心のセッションが聞きたいです」(中嶋氏)
さらに、今後MAをもっと活用していくために、エクスペリアンへの期待や要望を聞いたところ「今以上にパートナーとして支援してほしい」と中嶋氏。例えば、エクスペリアンの社員をファッション・コ・ラボに出向させ、MAの活用ノウハウを現場で実践的に学べるようにするのもありだという。
「ツールを提供するだけのベンダーではなく、さらに一歩踏み込んだ支援の形でパートナーになってほしいです」(中嶋氏)

これを受けて橋本氏は、企業のそういったニーズに応えていきたいとした。橋本氏としても、データドリブンで実践的なマーケティングを行うには「ハードワーク」、つまり実践し続けることが大変重要だと考えている。「ツールを導入するだけでなく、実際に支援側の人間がノウハウを共有すべき」と中嶋氏の意見に賛同した。
市場拡大に必要なのはクライアントが成果を感じること
さらに中嶋氏はエクスペリアンが信頼できる理由を補足した。
「ベンダーによっては、安価にするためにどの企業でも一定レベルの機能を提供する、いわば金太郎あめのようなソリューションを導入して放置ということもあります。でも企業に合わせたものを提供しないと最終的に投資対効果が下がってしまいます。一方でエクスペリアンさんは、クライアントのニーズに合わせたカスタマイズをきめ細かく行ってくれるため、投資に見合ったリターンが返ってくる印象があります」(中嶋氏)
橋本氏にも今後のエクスペリアンの展望を聞いたところ、クライアントにきちんと成果を実感してもらい、MA市場を拡大させていきたい考えを示した。そのために同社は、他社とは違い、データの品質管理からセグメンテーション、クリエイティブに至るまで、ワンプラットフォームで行えるようにするという。
「また、現状MAのチャネルはEメールが中心になっていますが、今後はその知見を活かしてLINEやプッシュ通知などにも幅を広げていきたいですね。また、ソーシャルメディアの分野では、アメリカより日本が進んでいる部分もあるので、日本が海外にノウハウを共有して、日本と海外市場とを共に拡大させたいと考えています」(橋本氏)
ケンタッキーをはじめ、複数企業がMA活用事例を紹介
今回記事に登場したエクスペリアンジャパンによるセミナーが10月25日に開催されます。セミナー内では日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社をはじめ、エクスペリアンジャパンのMA「CCMP」を活用している企業が事例を紹介します。MAに関心のある方は必見です! 詳細はこちら

