Facebookは、Facebookページのアップデートを発表した。今回のアップデートでは、コールトゥアクション(以下、CTA)ボタンの改良とおすすめ機能の追加が行われた。
CTAボタンの改良では、delivery.com、HomeAdvisor、MyTimeなどの統合パートナーと連携。これにより、統合パートナーのサービスを利用している企業は、注文や予約、チケットの購入や上映時間の表示などがFacebookページ上で完結できるようになった。上記は現在アメリカのみの対応となっている。さらに、今後数か月以内に多くのサードパーティサービスに対応する予定。
Facebook統合パートナーのサービスを利用していない場合でも、Messengerを通じてFacebookページ上で注文、予約、問い合わせを受けることができる。新しいCTAボタン「見積もり」「予約する」では、Facebookページを見て関心を持ったユーザーがタップすると、Messengerのスレッドが自動的に立ち上がる。「見積もり」は一部地域限定、「予約する」はアメリカ内でのみ利用できる。
また、「購入する」ボタンも追加され、こちらに関してはすべての国と地域で利用可能。同ボタンを利用すると、「ショップ」セクションに掲載した商品の直接販売ができ、投稿に「ショップ」セクションの商品をタグ付けできる機能の導入も予定されている。
もう1つのアップデートである「おすすめ」機能の追加では、ユーザーの投稿に地図が表示され、コメントがついているFacebookページがピン止めされる。こちらの機能も現状はアメリカのみの提供となっている。
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